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ドイツはVT信管みたいな近接起爆信管は開発してなかったんですか
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- 答えにはなってませんが、アメリカ軍は不発弾をドイツ軍が回収しそれをもとにVT信管を開発されることを恐れ、ヨーロッパ方面ではVT信管付き対空砲弾を使用しなかったそうです。
- 日本軍なら大丈夫・・・て事ですか。舐められてるなあ、しょうがないけど。チャフなんかはアメリカもドイツもイギリスも知っていたけど、敵が真似するのを恐れて使っていなかったのに、日本軍が無造作にブーゲンビルかどこかで使ってしまったので、それ以降は遠慮なくどこの国も使うようになったって聞きました。
- 下ですが??なんですが、チャフは英空軍なんかは「ウィンドウ」として大々的に使用しているし、VT信管はV1迎撃や野砲弾での対地制圧用にこれも大量に使ってませんでした?
- 方式は様々ですが(電波以外に音響や光とか・・)近接信管自体の研究はしていました。大戦末期に開発した各種の対空ミサイルでは近接信管の装着が計画されているものもありますので。
- 一番下の回答で”対空用”とあるのは、”対地用”だったと思います。ドイツの敗北が決定的と判断された44年秋に、もはやドイツがコピーする時間的余裕無しと判断され、地上戦での使用許可が下りたと何かで読んだ記憶があります。ちなみに最初に地乗戦で使われたのはレマーゲン橋で、橋を破壊せずに橋にたかるドイツ工兵だけにダメージを与えるためだったとか。
- チャフに関して言うと、日本軍が世界で初めてチャフを使用したのは1942年のガダルカナル戦。もちろんイギリスもドイツもとっくにそんなものは知っていましたが、相手がそれを使ってきた時の対抗策がない為、使用を手控えていたようです。解禁となったのは1943年7月24日のハンブルグ空襲。英空軍が解禁としたのは、自軍のレーダー(機上及び地上用)がチャフによる妨害が困難なセンチ波レーダーにほぼ切り替えが終わったのと、
- (続き)5月にろ獲(偽通信で自国の飛行場に着陸させた)したJu88Rに搭載されていたレーダー(FuG212 リヒテンシュタインC-1)が自国のレーダーと比べると2,3年は遅れている代物であり、当分はセンチ波レーダーの開発は無理だと判断されたのが理由のようです(EOS)
- 日本の場合、妨害されるべきレーダーを持っていなかった(あるにはあったけど性能が…)のだから「もし相手がチャフを使って目潰しを食ったら」という危惧に及ばなかったのではないでしょうか(ささき)
- それに、とにかく相手のレーダーを何とかしないことにはどうにもならない状態だったワケですしね/SUDO
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