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現代の日本の戦闘車両(特に90式戦車)というのは、生産にどの程度の日数を要するものなのでしょうか? 戦時に突入してからの増産というものが、はたして可能なのかどうかが気になるのですが…。 黒鼬 |
- もし戦時体制で増産が始まるとして、1両ずつ作るとはありえない話です。数両ずつ流れ作業でいっぺんに作るでしょうから、あまり意味の無いはなしだと思います。また、部品や材料の準備状況にもよりますから一概に比較はできませんでしょう(車体は出来たけど砲の増産が追いつかないとか)。ですから「これこれこういった状態で、このくらいの期間で何両くらいできるのか」といった質問のほうがふさわしいとは思いますが、実際に戦時体制で増産がなされたことはない(はず)なので正確な回答は期待しないほうがよろしいかと存じます。
居睡り将軍
- >居眠り将軍さま
ご回答ありがとうございます。
輸入ではなく生産する利点として、「輸入だと戦争が始まってからの増産ができないから自国生産が良い」という理屈を聞いたので、きょうび総力戦でもなかろうとは思いつつ、「案外パーツのストックは大量にあって、戦時になったらドカンと保有台数を増やせるのかしらん?」などという疑問などもわいたものですから…。
基本的な構想としては、手持ちだけで乗り切るということですね。
黒鼬
- 関係ありそうな話しがあったな、とおもって出て来たのがこちら。
http://www.warbirds.nu/ansq/3/C2000298.html
バツ
- こちらのページの車両というところを見てみますと。。
http://www.jda-cco.go.jp/13_keikaku/13FY_shusei.htm
13年度要求の90式戦車は2001年12月契約で納期は2003年3月だそうです。
2年国債なんですね。意外と短いという印象。
砲や電子装備のような官給品は先に別契約で発注されているのでしょうけど。
部品発注や社内検査、完成検査、部隊の領収検査等の期間も考えると
実質的な生産期間は数ヶ月程度ではないでしょうか。
AP1
- 純粋な生産時間に関して言うと、ちょいと違います。>AP1氏
と、いうのも契約してから炉などを暖めますから(<=やや比喩入り)
ちなみにいうと、組み立て時間自体は思ったよりmh低いですよ。
sorya
- >純粋な生産時間に関して言うと、ちょいと違います。>AP1氏
>と、いうのも契約してから炉などを暖めますから(<=やや比喩入り)
今は例え随意契約であっても怖くて契約前に製造オーダー出せませんからね(笑
なんでこれが一般競争なのっていのも結構ありますし。(特に契約1課アイテム)
>ちなみにいうと、組み立て時間自体は思ったよりmh低いですよ。
旧原計3課にバッサリと査定されたってことですか(笑
AP1
- >>AP1氏
ちゃうちゃう。
査定の話じゃなくて(笑)、デザインを固定化する前に色々と非公式な会合が開かれ
てましてん、その中には生産性の向上も視野に入れましょって話もあったですよ。
これは74のときの反省も込めてなんだけど。
結論として言うと、鋳造装甲は製造時間が短縮できるという話は信用しないほうが
良いです(笑)
sorya
- >>sorya様
いゃぁ旧原計3課には結構やられたんで。。
なるほど、90式のあの形は工数低減も配慮されているんですか。
惚れ直しました90式、新戦車にも期待してます。
自分は陸開には縁が無のが、残念。
AP1
- 「戦時に突入してからの増産」のことなのですが、J・F・ダニガンが「西側はすぐに平時の2〜3倍に生産数を引き上げることが出来る」と書いていましたが、本当なのでしょうか?
バツ
- 少なくとも三菱に限って言えば本当です。
と、いうか、それくらいの製造設備のキャパはあります。
普段は思いっきり遊んでますけど(苦笑)
sorya
- なるほど、続々と量産される三菱・脅威のメカニズム…、というわけで。ありがとうございました。
バツ