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パンツァーフロントの写真を見て気付いたのですが、砲の先っぽにカバーみたいのがついていました。考えてみると軍艦の砲にもあるような気がします。それは何のためですか?また、何で出来ていたのですか? 無知野郎 |
- 多分砲口カバーだと思います。
大砲は、使わない時は砲口から埃が砲腔内に侵入しないように通常カバーをつけます。布製(キャンバス製)か一般的ですが、皮製やゴム製のものもあります。
小銃なんかも武器庫内ではちゃんと蓋をかぶせてあります。
はいどーも
- 埃が入ると何か不具合があるのですか?
…本当に無知ですみません。
無知野郎
- 埃が機関部に侵入した際に、故障が起こるのを防ぐためではないのでしょうか?
吠える狂気
- ↑追補
小銃に関しての話です
吠える狂気
- 腔発(砲芯内や薬室内で砲弾が破裂する)の原因になります。
ちょっと探せば野砲などの腔発した写真が見つかりますが、方針が「タコウィンナー」のように裂けてしまったり、駐退器をふっとばして砲塔のなかに破片が跳ね回ったりとろくなことが起きません。
埃程度であればたいした問題はおきませんが、小石なんかが間違えて入ってしまった場合は悲劇!となってしまいます……。
居眠り将軍
- ありがとうございました。
無知野郎
- 確証はありませんが、小鳥や鼠などの小動物が入り込むのを防ぐ意味もあるはずです。尾栓を開けて雀の巣があったりしたら嫌ですね。(^_^;)
epitaph
- 艦砲の場合、防氷という理由も大きいですね。
第2次大戦時のソ連向け船団の護衛部隊なんかだと特に大事です。
ただ北洋では、荒れ狂う吹雪の中甲板を歩いてはずしに行くのも命がけなので、ボール紙のカバーにグリースをごってリ塗ってはめておき、戦闘時にはそのまま発射した、という話を聞いたことがあります(記憶モード、ごめん)。
大名死亡