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三野正洋氏の著書に、「ドイツ軍の戦車・装甲車両は、接地圧減少のために千鳥型転輪を用いた」という内容の事が記されていました。しかし接地圧とは「重量÷接地面積」で求めます。接地圧に関係してくるのは、キャタピラの面積であって転輪の形式ではないと自分は考えておりますが、この考えは間違えているのでしょうか? 二式砲戦車 |
- 重量÷接地面積では「平均接地圧」という項目でしか評価できませぬ。
実際はというと、転輪の数及び配置による接地圧偏差があり、その偏差のデザイン
のしかたによって各路面における各種走行性能やキャタの消耗度が変化します。
もっと具体的に言うと、転輪と触れるキャタ位置の接地圧が一番高いです。
sorya