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第二次世界大戦でフランスが降伏した後、フランス製の戦車がドイツ軍(あるいはドイツ側)によって組織的に運用されたことはありましたか? それとも、全てヴィシー政府の管理下におかれたのでしょうか? 烈風天駆 |
- ジャーマンタンクスによれば、主にフランスで新編/再編制された部隊にソミュアS35、オチキスH38/39が配備されたとあります。この例として、再編された第21戦車師団、新編の第25戦車師団、第211戦車大隊などが上げられており、このうち第211戦車大隊の実戦投入(1941年夏,フィンランド)が、独軍部隊によるフランス製戦車の初の実戦使用とされています。
パンツァーズ・イン・ノルマンディによれば、第21戦車師団第22戦車連隊は、1944年6月1日の時点でその第2大隊に23両のソミュア戦車を持っていたとされています。
再びジャーマンタンクスの記述からですが,1941〜1943年にかけてバルカン半島にH−38/39を装備する独立戦車小隊10個が対パルチザン戦に投入されたとされており、これらの記述から二線級の部隊/戦線にはそうとう広範囲にわたって組織的に運用されていたのではないかと推測します。
ヒロじー
- ノルマンディーにいた独軍1058聯隊や739聯隊にR35やH39が配備されていたといわれています。また、「TANKS!」によれば独軍はR35を2個大隊分とS35を1個大隊分イタリア軍に渡したそうです。
Vinegar-Joe
- たしか
第100、101戦車旅団が第201〜第204戦車連隊
を2個連隊ずつ運用してました。
第22装甲師団(第204戦車連隊?)と第23装甲師団(第201戦車連隊?)
の創設時の戦車として訓練に使われたはず。
第201戦車連隊は単独で北方軍集団戦線に投入されたこともあります。
わたしはFMR36とかいう戦車が好きだな
ななし