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海軍の陸戦隊は九五式軽戦車をそうびしていましたよね。しかし、九七式中戦車や八九式中戦車は装備していたんでしょうか?大発なんかで揚陸されている中戦車は陸軍の部隊だと思うんですが。 今田 |
- 便乗質問なんですが海軍陸戦隊はどの戦車を保有していたのでしょうか?後、戦車装備部隊の名称等も教えてください。
震電のファン
- 便乗質問なんですが海軍陸戦隊はどのくらいの戦車を保有していたのでしょうか?後、戦車装備部隊の名称等も教えてください。
震電のファン
- すいません二重に書き込んでしまいました・・・
震電のファン
- どなたも回答しないようなので。
少しうろ覚えですが、ずいぶん以前の「丸」で錨マーク付きの
89式の写真を見た記憶があります。
97式等を装備した海軍戦車隊があったという記事を書いたサ
イトがあったのですが、「禁リンク」のサイトのようなので、
すいませんが、Googleで「戦車 陸戦隊」で検索して
下さい。
SAW
- 回答ありがとうございました。実在するんですね。しかしM4相手じゃ戦況も変わらないですからね。
今田
- この分野に関しては自分では殆ど手を付けておりませんでしたので他の識者の方のお応えをお待ちしておりましたが、それでは私に判る範囲で述べさせて戴きます。
使用機材(大戦間の輸入車輌は除きまして...)
○ 九七式軽装甲車(海軍向け生産予定の記録有り)
○ 九五式軽戦車(一般的な外地派遣向け機材)
○ 八九式軽戦車(太平洋戦開戦以前)
○ 八九式中戦車(同上)
○ 九七式中戦車47o主砲装載型(本土決戦向け機材)
○ 特二式内火艇(ハ号と並び一般的な外地派遣向け機材)
○ 特三式内火艇(特二式の後継と思われるも、国内配備に止まる)
○ 特四式内火艇(兵員輸送艇、外地での実戦投入実績有り)
○ 短十二糎自走砲(チハ47oと同様本土決戦向け、戦車的運用)
○ 長十二糎自走砲(本土決戦向け、試作1輌の他後続生産途上に終戦。火砲的扱い)
この他特五式は19年度の動員で特三/四式と同時に生産予定が組まれ実際に資材・部品の確保に至りながら結局実生産は見送り。この措置や特三式の当初生産予定数の未達成及びその後の生産中止、と言った状況は外征よりも本土決戦へ方針がシフトした結果であると思われます。また短十二糎自走砲は横須賀に10輌の実配備、佐世保では写真による4輌(写っている限り)の存在が確認されております。
判明している主な部隊
○ 第五航空艦隊付戦車隊(95LTKx2、97MTK/47x約10。ほぼ陸軍中戦車中隊と同規模)
○ 横須賀第十五特別陸戦隊(詳細知りません、長十二糎自走砲の配備先)
○ 横須賀第十六特別陸戦隊(2個大隊4個中隊、97MTK/47x10、12cmx10、特2x10x2)
また特二式は南方や本土だけではなく北千島の海軍守備隊へも送られております。
(現在クビンカに在る車輌は戦車十一連隊と共に武装解除を受けたこの部隊の車輌です)
落馬童子