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「西側の戦車は居住性も考慮して設計されているので、汚染地帯でも車外に出ずに一週間は戦える」と言った話を、昔何かで読みました。 で、質問なのですが、NBC防御できる軍用車両は「NBC防御が壊れるか、乗員が耐えきれなくなるまで密封状態の稼動実験」を行っていたのでしょうか。 プチロフ |
- NBC防御の装置・機構が1週間持つとしても、その間に汚染地帯から脱出するよう移動するのが普通ではないでしょうか?汚染の程度にもよるけど。それに、汚染地帯で作戦を行う場合、科学戦部隊を先頭に汚染除去活動を行いながら進むか、できるだけ短い時間で突っ切るか、するのではないでしょうか? 高い汚染地帯にそのままじっと留まっている必要性がどれだけあるのか、疑問ですが。
ところで、密封、密室状態での心理状態については、特に旧ソ連でかなりの研究が行われていたようです。大きなプールの中に設けられた密室状態の小屋の中で、数ヶ月間も生活させたと言うような、人権侵害的な実験も行われていたとか。
アリエフ
- 戦車にはトイレはないので1日でも無理ではないのでしょうか?
戦車狂
- >1 実際に運用されるとすれば、アリエフさんが仰るような形でだろうと私も思っております(^^;
ただ昔に読んだ話の「一週間」と言う数字がどこから出たのか(根拠があるのか)が気になっておりまして、NBC防御が戦闘を想定した車両の機動で保たれる実験はやっているだろう → その実験はどのぐらい続けられるのか? → もしかしてこれの結果が一週間?! → NBC防御性能を持つ車両は今でもこんな過酷なテストをしているのか!!!
と、根拠の無い妄想が止まりません。皆さんどうかお助け下さい。
>2 薬剤で処理する簡易トイレがあるので(大きい方は苦しいか?)、大丈夫なのではないでしょうか。特に米露は小型深海作業艇でのノウハウがありますし。
プチロフ
- >3 この1週間というのが、どのような状態を想定しているのかによると思いますが。戦車が停止してNBC防御機能を持つ室内環境維持装置用を含む最小限の電源供給のためだけにエンジンを回している(メインエンジンではなく電源供給用の補助エンジン:APUを使うものもある)のであれば、かなり長期間、燃料は持つでしょう。しかし、戦車は移動するととかく燃費を食うものです。汚染地帯内で燃料が切れた戦車にどうやって外部から燃料補給を行うのか?戦車の外で燃料補給作業ができるならば、戦車兵を外に出さない必要性があるのか?化学防護服を着て細かい作業を行うのは結構しんどいものですけどね。実戦で現実的に起こり得るものとしては、汚染地帯内で戦車の走行機構が故障して走れなくなり、救援が来るまで何日間もじっとしていなければならない状況くらいしか思い浮かびませんが。
アリエフ
- やはりそうですよねぇ… 手持ちを使った後の補給は弾薬・食料が論外、燃料は汚染地帯に補給所を設ける意味が無いし。
結局「一週間」の根拠はただの意気込みだったのかも。
プチロフ