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ど素人で大変あれなんですけど、90式戦車って対空兵装でSAMとかついてるんですか?それってどれぐらいすごいんでしょう・・・。対戦車ヘリから自分を守れるぐらいの射程とか性能とかあるんでしょうか?攻撃機から守れるぐらい?「戦車なんて航空機から見たらカモみたなもんよ」と思っていたのですが、最近のは違うのでしょうか・・・? だいすけ |
この世代の各国の戦車もそんなもんでは?
最近はT80(90?)に2連装の対空機関銃がついたやつを見たことがありますが確かウクライナあたりで改良したやつ
mm
スロバキアのZTS T−72M1ですね。ライセンス生産のT−72に独自のリアクティブアーマーと最新のFCS搭載した奴で、砲塔左右にエリコンの20o機関砲が2門ついてます。光学照準みたいだからヘリや攻撃機を運良く先に発見できれば撃退の可能性はありますが・・・。
現代では戦車は制空権を確保した後に行動するものなので、過剰な対空兵器は必要ないかと思うのですがどうなんでしょう?(専門の対空車輌もありますし)
そういえばルクレルクに戦車砲から発射する対攻撃ヘリ用兵器の計画があったような?
ガンヘッド
専門の車両・・・ですか。そういったものならどの程度守れるのでしょうか。戦車。というより、航空機で制空権を確保するのではなく、陸上兵器でやる場合もあるのですか?う〜ん、僕の中で制空権の定義も何かあいまいですが。
だいすけ
制空権とよばれるものは、ほとんどが航空機に拠るものを現代では指しますので、陸上兵器だけというのはないと思います。
考えてみれば制空権の定義というのも、あいまいな物ですが一般的には航空機戦力による圧倒的な優勢状態を指すものだと考えています。(管制エリア内に敵航空機が侵入してきても直ちに撃破できるというもの)
ガンヘッド
ロシアでは、ツングスカという対空戦車システムが開発されています。ツングスカは30mm機関砲2門に地対空ミサイル計8基を搭載しており、目標や高度に応じて使い分けます。それぞれの担当範囲は、30mm機関砲が上空3,000m、地対空ミサイルは3,500〜15,000mとなっています。
西側でも対空機関砲にミサイルを組み合わせた防空車輌は研究されているそうですが、実用化されたかどうかは寡聞にしてわかりません。
ブラック・タロン
YOU
と呼ばれるものに、最近ではフィンランドの「マークスマン対空戦車」(エリコン35mm2連装に独自のFCSを組み合わせたゲパルトタイプの対空自走砲)と、韓国の「フライングタイガー・SPAAG」(エリコン30o2連装のこれもゲパルトタイプのものが)あります。
ガンヘッド
最近のM1は、レーザ連続3回照射による対空計測モードと、VT信管付きのMPAT弾を保有しているという話を聞いたことがありますが、真偽のほどは分かりません。
SAW
このシステムの初お目見えは'85年ごろで、フィンランドに採用されたのは(最近トルコも採用したようですが)それから10年も経ってから。その間、地道に売り込みを続けていたのか、それとも10年経ってやっと開発終了したのか…?
(N)
コンパクトな砲塔モジュールにしてもメーカーのカタログ上の存在のみなのは何故なんでしょうか?
Navy
フィンランド軍の制式名称が「ITPSV90 マークスマン」(90式対空戦車マークスマン)だったのでマークスマン対空戦車といってまいました。
どうやら、85年にマルコーニ社で生産型プロトタイプ砲塔が完成した後、87年にフィンランドが取得に向けて試験を始めて、88年に契約してるので結構ビジネスとしては順調かな。しかし91年10月に第一号が到着、92年から訓練が開始されたらしいのですが、不具合が発覚一旦イギリスに送り返されたみたいですので、なんとも(笑)。結局戦力化されたのが96年からのようです。(本国では採用されたのかな?)
ガンヘッド
(ちなみにAHは攻撃ヘリのこと)
「“一九対一の交換比”が伝説的に語られている。
AH一機で戦車一九両と対等に戦えるという説である。これは、ヨーロッパの平原で、AHと戦車を戦わせた実験結果の数字である。
七〇年代の終わりころ、AHの華々しい登場により、やはり、
「戦車の時代は終わった」
との説が一時流布された。
大隊長当時、帯広にAHの部隊が創設され、何度か訓練で仮設敵となってもらったことがある。大隊が検閲を受けたときも、対抗部隊としてバトラーを装備したAHと戦った。
(中略)
私の体験的交換比は“二対一である”
わが国の地形は極めて複雑で、小さな森や林が多く、大小の家屋が良好な隠蔽地となり、戦車を発見し一定時間これに対して照準を維持するのは難しい。また、現代の戦場では、戦車が単独で行動することは皆無で、戦場全般では相当数の対戦車火器が配置されており、AH自体に対する脅威が大である。組織された戦場では彼我の砲弾が飛び交い、AHの行動は戦場の側方に限定されるであろう。このような観点および体験から、戦車部隊が感じたAHの脅威は
“二対一”程度で、決してAHが圧倒的に強いとは思わない。
(中略)
AHが効力を発揮するのは、空中に浮かんでいる時間のみであり、あくまでも一時的、一過性の効力にすぎない。
(中略)
戦車のAH対処方策は、高射部隊の援護の傘を被るか、AH情報を早期に入手して一時的に退避することである。
(中略)
90式戦車は、敵のレーザーを感知すると自動的に七六ミリ発煙弾を発射して、戦車の周囲に弾幕を構成できる。AHの胴体の長さは二〇メートル近くあり、ホバリング(ミサイル発射時は停止)している状態を横方向から戦車砲で射撃できれば、三〇〇〇メートルくらいで撃破の可能性は十分にある。が、いずれにしても、戦車部隊単独では積極的な対AH戦闘は遂行できない」
交換比二対一というのはいくらなんでも、戦車側の人からの贔屓目に私には思えるんですけど、どうなんでしょうね。
celetaro
高価なんじゃないでしょうか<3インチ砲システム。
確かにOTOメララが対空自走砲試作してましたよね、でも採用の声がかからん所を見ると、SAMより費用対効果が悪いと見られてるのかも知らんですな。
ooi
本当に見えないよ。あれ。サーマルで見ても何がなんだかわからん。一面真っ白。
本当に見ようとすれば温度分解能がもう3桁以上あがってかつ、デジタイズ能力をうーんとあげなきゃ。
あれにはもう一つの作用もあるんだけど。そいつあぱす。
sorya
日本という限定した地域で考えればの話だけど。
sorya
ささき
車体のデザインも帯に短し…って感じで。
sorya
けど数足りてるんでしょうか?(上陸戦なんて発生しないんだから数は関係ないという話は置いといて)
>ゴミ
89式車体(or99式自走砲車体)に81式短SAMランチャー(+AOH-1用?のAPARレーダー+FCS)か、96式自走迫撃砲車体に近SAMランチャーとかあったらいいなぁなんて(笑)
ガンヘッド
なくも無かったり。
短SAM程度の火力ならば新装甲車レベルでも(2基くらいなら)なんとか運用できそうかな。
sorya
弾頭重量1トンの短距離地対地ロケット(射程15km)を使って
地上500mでボール爆弾を爆発させる(三式弾)ってのは?
ないしは、MLRSでしたっけ?これも同じ様な使い方でヘリの
ローターかセンサーにダメージ、風圧で地上に叩き付ける。
大量に打ち込めば、ヘリも近づけません・・。
fanfan
対ヘリだったら、気体爆薬で衝撃波を起こすだけで充分だと思うよ。
良くて機体不安定に (もし圧力差ゲージ圧1kg/cm^2 としても最大露出断面積には
いくらの荷重が瞬間的に掛かるでしょう) なり落ちるか、悪くてエンジンのインテ
イクに衝撃波が入ることによるエンジンストールで墜落。
何でも物理的な破壊に頼る必要性はありますまいよ。
ヘリの最大の弱点は、その推進機構そのものなんだから。
sorya
だけで対応可能かもしれん(笑)
sorya
>HEATに時限信管付けただけで対応可能かもしれん(笑)
MP弾でしたっけ?戦車砲から使える・・着弾3秒以内の目標
なら戦車用のFCSでVT砲弾以上の精度で使えません?
ホバリング中のヘリなら6kmくらいでも・・。
時限信管付かレーザー&ミリ波で起爆するとか(笑)
一度だけロケット噴射して軌道修正出来れば全然違う??
120mmのMP弾頭って何mmの対空砲弾に匹敵するんでしょ?
fanfan