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312のまぐまぐマグロさんの質問とよく似てるんですけど、装甲車の側面に鋼板の荷物箱つけただけでRPG−7は防げますか?また簡単にRPGなど(第三世界のゲリラに広く普及している対戦車ロケット)から装甲車を守る手段としてどのような方法があるのでしょうか? ガンヘッド |
すいませんよくわかりません。
>装甲車を守る手段としてどのような方法があるのでしょうか?
おそらくどのような防御装置があるのかという質問とは思いますが・・・
ゲリラの使用例を見るとアフガン戦争のマハマド・アノワールの部隊が渓谷を利用した縦深陣に立てこもり、アフガンゲリラを軽視し偵察を充分にしなかったソ連軍車輌400輌をRPG7などで撃破しています。逆にウルスターのプロヴィジョナルIRA隊員の攻撃は警戒態勢の中、進入して敵の死角を付く攻撃方法の為にRPG7を使う機会すらほとんどなく、まともな戦果を挙げていません。命中率が低く発見されやすい兵器なので装甲車のような車輌は装甲の強化よりも、相互が連携して全周に対し監視・即応の出来る死角のない隊列を組むという普通の方法が最も簡単で効果のある方法と思えます。
ふじい
誰かフォローしてください。私も気になって眠れません。
ふじい
これからPKO派遣機会の多くなる自衛隊ですが、その車輌にはRPGなどに対する対策は何もとられていないように感じます。他国の軍隊ではRPGなどの脅威からどうやって身を守っているのでしょうか?
ガンヘッド
燃焼ガス吹き込みって言ったって、ある程度の厚みがあれば勝手に止まってくれるし。
表面に防護フィルム張ったり数ミリの鉄板を前後に張った、厚さ3,40mmの板ガラスでもありゃ威力は激減だよ。あれ。
まあすんごくかっちょ悪いんだけど。別にERAに頼るほどのものでもない。
イスラエルのAP弾用軽量アーマも実験したけど、結構ぐー(中身は守秘義務上勘弁)
#日イ同時に特許申請が出たんで、すわ産業スパイ?とちょっち問題になったいわくつきの代物だが。
ん?なんで制式化しない?そう言われてもわしらは幕から依頼がなきゃどうしようもねっす。
下から上に制式化してくれ〜と売り込んでも無視だし。
後は古くからある砂袋(砂利袋)とか、水タンク(こっちはエントロピーバンパ)って手もあるね。
sorya
M113装甲車に装着したそうですが、
RPG−2の場合は内部が無傷。
RPG−7の場合は直撃を受けた部分の
兵員が死傷するものの、乗員全滅という
事態は避けられる程度の効果を上げたそうです。
又、米海軍砲艦の中には、金網を船体に
張ったものがあり、この場合は、
かなりの場合、RPGー7弾頭部の
電気信管がショーートして不発になった
そうです。
RM
いつか日本のPKO部隊がRPG喰らう事になるのかと、冷や汗モノなんです(笑)。今陸自はPKO向けともとれる車輌(96式装輪や軽装甲機動車)を急速に配備中ですが、PKOで輸送任務も任されるんだったらイタリアみたくセンタウロみたいな装輪戦車やマングスタみたいな攻撃ヘリも持って行けるようにして欲しいですね。
ガンヘッド
重防御型だって30mm弾の一射群にしか耐えられないし(苦笑)
あーゆのも全周防御ではないのだ。
#海外のカタログスペックの30mmに耐えるというのは一発こっきりと思ったほうが良い
で、小型装甲車。これにはある会社と防大が共同開発した複合装甲が使われる予定。(対AP弾用)
今の予定では増加装甲にいろいろなバリエーションがあるそうな(NDIだからよくわからん)
sorya
昔、ドイツの街中で、在欧米軍司令官のベンツにドイツ赤軍がRPG-7をぶっ放したことがあったとか。発射と同時に車が発進したんで、後ろのトランクルームに当たって未遂に終わったそうだが(;^_^A
陸自の軽装甲機動車、平成13年度予算で146両も買うとか。
96式装輪装甲車や89式装甲戦闘車と比べるとなんとすごい調達量なんでせう(^^;;;
ブラック・タロン
あれ。一両4000万切るくらいだしね。基本構造はCal.50さえひたすら耐えれば良いっていう思い切ったコトしてるというのと、海外に出す可能性がある以上、秘物件
である防弾鋼鈑を使用せずに済んだ。エンジンは市販品のチューンだけで…とか色々やってるし。ただわしだったら乗らない(問題発言か?(笑))
sorya
すいません。Cal.50ってなんですか?
軽装甲機動車は複合装甲(アラミド?)なんですね。でもそんなに海外の防弾鋼板に比べて日本の防弾鋼板ってすごいんですか?
ガンヘッド
12.7mm重機関銃(ブローニングM2)のことっす。
やっぱ軽装甲機動車ってVBL系の二番煎じな感じがするなぁ・・・(苦笑)
ブラック・タロン
輸出したら大もうけくらい。性能も価格もね。
具体的な機械的特性をいえないのが残念なくらい(笑)
小型装甲車の装甲はアラミド単体じゃないよ。とても珍しい材料で構成されてる。
今までの常識ではこの材料はつかえないぜって奴をある材料を使うことによって使用可能になったという。
ちなみにその会社。その複合装甲板の最終目標をトリプル30ってのを想定してて、
・面密度30kg/m^2以下
・抗耐口径30mmAP弾以上
・価格30万/m^2以下
という目標を掲げて今も研究中でし。
sorya
次期純国産AHに採用か!(笑)
冗談はさておき、このクラス(CH-47で2輌)の軽装甲車で12.7ミリに耐えられる車輌ってそうないですよね。大体が7.62ミリ耐弾。
それにしても、小松には車輌デザイナーいないのか!(笑)
ガンヘッド
VBLのパクリと言われたくないからああなったんじゃ・・・(;^_^A(爆)
ブラック・タロン
あれはあれでデザインしているらしい。よ(笑)。でも、3割もそれを信用してないワタクシ。
なんであんなデザインを…とも思ったんだが、あれは半分官の責任であると思う。(特にシステムインテグレーションをする開発官)
>で小松な小型装甲車
最初は最低だったんだけど(改修指示が出たくらい)、今じゃ155mm榴弾の破片まで防ぐ仕様になったのは良い事だと思うよ。
やはりあの装甲板あってのことだと思う(ウチもウカウカしてらんねぇ。うっかり軽装甲分野でライバルつくっちまった。次はサジェストしない(笑))
構造全体で言えば一般材使った(ハイテン)分だけ重くなってしまったけど、防弾板でなんとかなったし。
前に自衛官の人にCal.50の精密射撃をさせてみたんだけど、ガラスさえぶち抜けなくてショック受けてた(笑)
後の打ち上げ(自分で買ったジュースで乾杯<=これ服務規程のせいね。一人50円以上の接待はできないのだ)で、お願いだからもっと撃たせてくれーと
言ってたくらい、抜けなかったことにショックを受けてたらしい。小松を今まで馬鹿にしてたとか(苦笑)
小型装甲車に関するsoryaの感想は、、、あれ以上はいえない(笑)
ちょっとバッテリーの充電のために渋谷をブイブイ言わせてみたんだけど、女の子一人もひっかからんかった。くそー(嘘)
sorya
軽装甲車が制式化された時、自称専門家様方はこぞって「耐弾性能は諸外国と同じ小銃弾程度まで」とお書きになるんでしょうね。(ニヤリ)
89式装甲戦闘車は13年度予算で1台ポッキリですか。(14年度には自然消滅か?)もう陸自では装軌の装甲車(兵員輸送車)は造る気ないんでしょうか?(作りたくても作らしてもらえない?)
将来的に次期MBTプラットホーム(回収車、戦闘工兵車、自走砲、戦車橋,中SAM)と96式装輪プラットホーム(歩兵戦闘車、短/近SAM、自走迫撃砲、偵察警戒、弾薬車)に集約されるなんて事があるのかも・・・。
ガンヘッド
普通科にMICVがないと困るってんで調達を続けると聞いてます。
やっぱ値段が一番のネックでしょう。
将来的には『パトレイバー2』に出てきた2式装甲車みたいな装輪MICVが検討されるのか?
ブラック・タロン
ガンヘッド
デビュー戦としては結構満足な仕事だったかも。
天板をンmm増やす・増やさないかで民な人とか官の人とかを説得しまくったりとか、今思い出すたびにあの頃の無鉄砲さが心地よい(って引退したかのような(笑))
本当なら、あれ、エンジン部分、足回り、後ろ、胴体をユニット構造にしたデザインでファミリー化する予定が気が付いたら消えていたといふ。
以上ジジィのたわごとでした(笑)
sorya
ファミリー化構想が流れたということは、一頃流布していた、89式装甲戦闘車の車体ベースの戦場工作車の構想も頓挫したのか?
陸自の車輌で一番ファミリー化が進んでるといったら、73式牽引車→87式砲側弾薬庫車→92式地雷原処理車→99式弾薬給弾車くらいのもんじゃなかろうか。
ブラック・タロン
しかし、96式装輪の銃眼はけなすくせに、銃眼付いているの南アの装甲車は「実戦で鍛えられたすばらしい車輌だ」と評価する専門家はいったいなにを考えているんだろうか(笑)
ガンヘッド