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306 最近、中国陸軍に98式戦車が登場しましたが(T-72の車体にM1A1の砲塔乗っけたようなやつ)、85式IIから採用されてきた中国製複合装甲はどの程度の物なのでしょうか?
ガンヘッド

  1. 85式II、90式II(輸出用?)はERA装着(お好み)なんでT−72レベルの複合装甲だと思うのですが。

    ガンヘッド

  2. 非公式の個人的感想でよければこんなかんぢ。

    基本構造は72の発展型(副)+金属装甲(主)(多分空間装甲)
    最悪の可能性としてはアメリカのDU装甲を真似たタングステン装甲

    複合装甲の欠点は重量が軽くなるかわりに容積が増える。
    でも、中国のアレは容積が増えずに重量が大幅に増えた。
    それから考えると金属もしくは重金属を用いた可能性が極めて高い。

    ただし、だ。重金属や金属って重量あたりの装甲性能めちゃ悪いんだよね。
    俺だったら金が無くても買わないじょ(笑)
    sorya

  3. 中国の工業力で劣化ウラン装甲を作る事は可能なんでしょうか?
    (砲塔の形がM1にそっくりなんで、てっきりアメリカ真似て劣化ウランの複合装甲かと思ってました。)

    M1A1の車内放射線量ってどの位のものなんでしょうね?(長時間車内にいる場合、被爆しないのかな。)


    ガンヘッド

  4. 性能さえ気にしなきゃどこの国だって材料さえあればつくれるでしょ(笑)
    出来ないのは装甲や弾頭に必要な機械的特性なわけで。

    もし、中国がタングステン装甲(高性能のタングステン合金の製造及び設計技術は中国にはない)を採用するとしたら、
    純タングステンか炭化タングステンといったセラミックに近い材料特性の材料を鉄のカプセルで覆ったものになろうだろうね。
    と、いうか脆性材料を装甲に用いようとしたらそれ以外の使用方法は無いと思ったほうがいいよ。

    >M1の被爆
    アメリカの公式声明では大丈夫(笑)
    sorya

  5. 劣化ウランは主にウラン238からなります。(天然ウラン内の比率が99.3%、劣化ウランとは
    そこから更にウラン235を抽出した残りです)
    ウラン238は半減期45億年で、放射性物質としては非常に弱い部類に属します。
    しかもα崩壊ですから透過力も弱く、ウラン238そのものを体内に取り込んで体内でα崩壊
    (内部被曝)でも起こさない限りは殆ど問題ないとされています。
    従って装甲の内層に使用されている限り、普通の状態では殆ど問題がないのではないでしょうか?

    ウラン238が外部から中性子を捕らえるとウラン239を経てプルトニウム239になります。
    これは核燃料として使用されるほどのものなので危険ですが、通常の状態でウラン238が
    プルトニウム239になる確率はあまり高くありません。
    PT

  6. ウラン砲弾(APFSDS)、劣化ウラン機関砲弾?などは弾芯は剥き出しなんですか?それとも特殊なケースがついているとか?


    ガンヘッド

  7. それにしても、中国MBTの新型出現のペースは実に速い。
    そんなに急速な質的レベルアップが図られてるのか、疑問に思うことがあります。
    勝井

  8. >>ガンヘッド氏
    ふつーケーシングされてるよ。
    DUには単なる重し的な使われかたもされてるんで。弾でさえも。

    >>勝井氏
    個人的な意見を言えばType85IIIもしくは90から実質的な性能改善はないよ。
    売るためのマイナーチェンジだと思えば…(笑)

    sorya

  9. 陸自90式は米ヤキマ演習場でDU弾撃ったりした事ないんですか?
    もちろん目標も90式(爆)

    ところで陸自90式砲塔の前面装甲なんですけど、はずせるんですか?
    ガンヘッド

  10. >DU弾の射撃
    さて(笑)

    >90式の装甲
    これは防衛庁の公式発表を見れば分かるんだけど、開発当初の90式はモジュール装甲概念を
    採り入れ、装甲のアップデート及びメンテナンスを容易に出来るように設計されとりました。

    で、現在はというと開発実験隊なところの指摘でモジュール装甲が変更されたのもその気に
    なれば誰もが知りうる事実。そんな訳で、効果やメンテナンスを行うことが出来る構造に当
    然ながらなっとるでし。

    撃たれてそれっきりって訳にもいかんでしょ(笑)
    ほいで、現在はそれすらも面倒なので、なんとか一晩でそこそこのレベルで直せる方法はな
    かろうかという技術を開発中。ってゆか、縮小モデルでその性能確認する予定と。

    sorya

  11. モジュール装甲に関しての疑問なんですけど、APFSDS弾の直撃を受けた場合、モジュールごと吹き飛んだりしないんですか(笑)?
    特にルクレルクを見ると考えてしまいます。

    いやぁー、今月号の「パンツァー」見ると74式改が載ってました。一部で4輌全て元に戻されたと噂されていたので、嬉しいですね(笑)。まさに74式界のシャアザク!
    ガンヘッド

  12. んー。それは言えるね…ってそれはあんまない(笑)
    可能性が有るとすれば被弾してからかなり時間が経ったとき(とはいえ10ミリ秒くらい)に発生する
    構造のエラスティックリバウンド(弾性変形分の復元)にさえ耐えられればいいわけで。
    (あくまでも装甲モジュールがしっかりと設計されてた場合)

    その気になればM40のスタッドボルトいくつかで止められるでしょ。数トンくらいなら。
    変形はすると思うけどねえ。当然ボルトオン位置の防御能力は今の方法だと激減だけど。

    それよりも、被弾時の圧力に耐えられるモジュール作るのが難しいぞ。
    下手すりゃ被弾したとき、装甲内部が爆発したみたいにげろんちょ(笑)


    sorya


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