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266 九七式中戦車の砲塔に後ろ向きについてる機関銃は
いったい何に使うつもりだったのでしょうか?
よし

  1. そのまま後ろにいる敵を掃討するためでしょう。乱戦になって後ろに回りこまれ
    たときを考慮してのものだと思います。
    taka

  2. 戦車への機銃の装備方法について旧軍でどのような議論がされていたのかわかりませんが。九七式のような肩当て式の砲架では同軸機銃を装備するのが難しかったということもあると思います。
    ともさん@2CV

  3. あれは歩兵陣地に蹂躙突撃する際、機銃を進行方向に向けて車体前方機銃共々射撃しつつ
    突進するためのものなんです。決断の「マレー突進作戦」にそういうシーンがありました。

    …詳しいことは師匠に任せます。
    大塚好古

  4. 「こんなこともあろうか」と思って、中戦車教程のチハのイラスト解説を複写しておいたのだ。
     これにはチハは砲塔を180度近く回して機銃を正面に向けて制圧射撃の体制を
    とった状態で描かれている。チヌの如く、砲塔のバランス問題から行軍時に
    砲塔を回さねばならなかった事情はチハには無く、正面に向けて射撃することが
    ちゃんと考えられていたことであろうと、本文その他を読みつつ思いました。
    BUN

  5. 師匠、この場合は砲塔機銃を操作するのは車長の仕事だったのでしょうか?教程ではどうなっていたか教えてくださいませ。

    さて、わざわざ装甲の薄い砲塔後面を敵に向けて突進するのは関心しないと思うのですが、旧軍でもそう思ったのかどうか、同軸機銃を研究開発していた形跡があります。昭和17年4月から一式47mm砲と97重機を双連にしたものを名古屋工廠で開発していたが途中で中止。こちら詳細をご存じの方は教えてください。

    ともさん@2CV

  6. チハの砲塔装甲に厚いところがあったら、私は待っていますので回してこちらに向けて欲しいと思います。いつまでも待ちます。この場合射撃は砲手が行ったことでしょう。車長は展望塔から外部を観察するのに忙しく、射撃の暇は無いと思われます。
    さて、同軸機銃についてですが、同軸と言えるかどうかはわかりませんが、チハ新砲塔類似の砲塔の主砲左側に機銃を搭載した車両の写真が残っていますが、これのことでしょうか。
    BUN

  7. チハの装甲の貼り方を見ていると、これは本質的には歩兵戦車なんですね。
    敵の歩兵陣地を蹂躙突破し、少々後方から撃たれても大丈夫という発想。
    う敵戦車と正面きって撃ち合うとため前面装甲に重点を置くとい構想ではないようです。
    当時はボールマウント式の銃架しか作れなかったのが一番の理由だと思いますが、後方の砲塔機銃は乱戦のなかで後ろも撃ちたいという願望も含んでいるのかもしれません。
    ともさん@2CV

  8. 「機銃を進行方向に向けて車体前方機銃共々射撃しつつ突進する」ときには機銃が付いている側が「前方」である、ということではないでしょうか?乱戦時に撃ちたいから、では無いということは。

    こてらじ

  9. 主砲と別方向を向いた違う副武装を持つというのは、多砲塔戦車に代表される歩兵支援戦車の発想ではないかと思います。敵の塹壕を突破したあと、後ろの敵を掃射しながら前進する。

    それにしても、世界で最初に主砲同軸機銃を装備したのはどの戦車だったのでしょう。<あ、いけない。また疑問が沸いてきた。
    ともさん@2CV

  10. チハのような串型の武装配置は後方への射撃というよりもターレットリングの径に依っているのではないでしょうか。主砲が左右に10度も振れる一人用砲塔の趣を残し、しかも車体外にはみ出して搭載されているチハの砲塔は機銃を同軸装備するにはあまりに小さく、また、主砲と同時に操作するスペースも無いと思われます。

    同軸機銃搭載の一番乗りですか? そうですね、ビッカースかなとも思いますが完全な同軸機銃ならクリスティーのM1931あたりを推薦します(直感のみ)。
    BUN


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