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最近の戦車って手動で砲塔の上げ下げ、旋回等の操作は可能なのでしょうか? また、できないとすればいつ頃からそうなったのでしょうか? 3V |
ちなみに、手元の資料からこの頃のいくつかの戦車砲塔の旋回速度を上げてみましたが(いずれも主砲が75ミリクラスだけど)、みな主回転は油圧又は電動による動力駆動で手動で微調整を行う方式です。動力旋回装置が故障した場合は手動で主回転をも行いますが、パンターの例のように大変な時間がかかり実戦では使いにくいでしょう。なお、主砲の俯角調整はみな手動だったようで。
砲塔の旋回速度
パンターF型(ドイツ) 75ミリ砲 油圧 30秒(緊急時の手動旋回の場合4分)
センチュリオンMk.1(イギリス) 76.2ミリ砲 電動 26秒
M4A3E8(アメリカ) 76.2ミリ砲 油圧 15秒
4式中戦車(日本) 75ミリ砲 電動 30秒
ドイツ戦車でも38(t)軽戦車は動力旋回ではないが、中戦車は早くから動力旋回式になっていたと思います。ところで三号戦車は動力旋回だったのだろうか?手元の資料調べたがわからないので、パンフロやっている人、教えてほしい。
現代の戦車では自動照準装置等のFCSと連携した動力旋回で完全な微調整までできるようになっていますが、旋回装置が支障を来した場合は手動で動かすこともできるようになっていると思います。ただ、大戦時のものに比べ砲塔重量が相当増えているので、実戦ではまず使えないでしょう。
アリエフ
ところでこの旋回速度のデーターって360度旋回の場合なのでしょうか?
(でも手動で4分ってすごい速いような・・・)
3v
大塚好古
まなかじ
4号でも動力旋回になったのは最後期型ですか・・。75ミリ長砲身のF2型は砲塔の旋回が結構大変だったのだろうな。
アリエフ
IV号戦車最終量産型のJ型では、燃料タンク増設・弾薬増載のために旋回モータを降ろし、また手動旋回に戻しています。
まなかじ
ことを考えると、手動もできます。でも、実用的ぢゃあーりません。せめて半手動(動力だけ)だけ
でもなんとかしてーという状況だと思いますね(あやふやな言い方だこと)
それは秘密です。