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アメさんのM3が大戦時だけで4種類もあるのが不思議でしょうがありません。 “リー”と“グラント”が別名で同番号なのは許すとして(あれは彼等の信念だから)、 軽戦車の“スチュアート”までM3だし。 さらにM3ハーフトラックなる代物まで生産されていたそうじゃないですか。 何を考えてこんなややこしいだけの番号をつけているのでしょう。 FIX |
ささき
BUN
グラントはイギリスに供与するための専用の型ですよね?。
確かジャイロスタビライザーが軍事機密に引っかかるので外してあるのと、
それ以外にも各部をイギリス仕様に変更してあるとか。
番号は最初は軽戦車・中戦車・重戦車と言うような各分類ごとに
1から順番に振っていたのが、補修部品の供給で問題が発生したため
以後は番号が重ならないようになったのでは?(うろ覚えなので違う
かもしれません)
ところで、そもそもリーとかシャーマンという呼称(愛称?)は軍で
正式に決められた物だったのでしょうか?。
マナスル
tomo
takukou
Sampon
BUN
特注品なので、これは武器貸与法によらず英国は実費で購入したそうです。
まなかじ
M3がリー1、M3A1がリー2、M3A2がリー3、M3A3がリー4、M3A4がリー5、M3A5がリー6です。
英軍にはM3、M3A2、M3A5が引き渡され、M3はグラント1、M3A5はグラント2と呼ばれたようです。当然、若干の仕様変更はされているでしょう。M3A2がなんと呼ばれていたかはわかりませんでした。(そのままリー4と呼ばれていたか、グラント1と呼ばれていたか、もしくはグラント2と呼ばれていたか。)私見では砲身長の違いから(グラント1は28,5口径、M3A2、グラント2は37,5口径)グラント2と呼ばれていたように思えます。
tomo
Sampon
いつまでも仲違いしてもしょうがないなぁ、という。
takukou
Sampon
毎度毎度すまんです。M3の後期生産型から長砲身の物に切り替わっておりました。
tomo
BUN大先生があまり得意じゃない分野で「おかしいなぁ」と困っている時に、図書館でも行って資料をほじくり出してきて、さも前から知っていたかのように誇って見せるぐらいの腹芸をやってのけてこそ真のAnsQ戦士です!
「FIXさん、質問者じゃなかったんですか?」
いや、BUN大先生がやりこめられる姿が見てみたくなったんだ。
なんか今回のBUNさんの回答はちとおかしいだろ。
リー&グラントが英軍呼称だとしたら、米軍呼称が別になきゃいけないはずだしさ。
FIX
BUN
BUN
こうではない、とする理由がわかりません。
BUN
英国で採用されたファントムが、かの国で「F4 ファントム」と呼ばれ
てはおらず、「ファントムFGR××」と呼ばれた。と言うことではない
でしょうか?
この場合、「ファントム」は米国ではニックネームだけれども、英国では
名称ではないかという指摘だと思いますが・・
外した?やっぱ自爆??
takukou
米軍は型番を制式名称とし、愛称はあくまで愛称。
P−51はあくまでP−51であって、「マスタング」は文書などでは使わない。
エアラコブラはP−39であり、リーはM3、スチュアートはM3/M5が正しい呼び方である。我が陸軍の一式戦が基本的には「隼」でないのと同様である。
英軍は米軍の愛称を制式呼称として使うことが多い(自分たちでつけることもある。P−40のキティホーク、F4Fのマートレット、TBFのターポン等)
ところで、英軍戦車の呼び方といえば、Mkはどっちにつけるべきなのでしょう?
一例として、クルセイダーは巡航戦車Mk.VIですが、サブタイプ(たとえば6ポンド砲に換えたIII型)をクルセイダーMk.IIIとする場合もあります。
わたし的には巡航戦車Mk.VIクルセイダーIIIと表記したいんですが…どうなんでしょう?
まなかじ
BUN
型番イコール正式名称なら、P−**とか、チ*とか、みたいに、分類ごとにしっかり分けるか、キ−**みたいに通し番号にしてだぶらないようにするのが普通でしょう。
なんでこんな人様の面倒を増やすような番号のつけ方をしたのかの部分がやっぱりわかりません。
FIX
機関銃がいい例になるかな。
(大正)三年式機関銃、(皇紀)九二式重機関銃、一式重機関銃、これをTYPE3、99、1と並べたら、絶対に混乱するに違いない。
さらに海軍の九二式旋回機銃があって、しかも同じ7.7ミリで、でも陸軍の九二式とは弾薬が違ってて、陸軍の八九式航空機銃とは共通の弾薬で、実は陸軍でも九二式と一式は弾薬が違う…。
ややこしいを通り越してアホらしいのレベルまで行っちゃってるような気もしますが…。
また、TYPE97は戦闘機(キ−27)単発軽爆(キ−30)重爆(キ−21)司偵(キ−15)輸送機(キ−34)中戦車(チハ)軽装甲車(テケ)戦車砲(チハ車用57ミリ)車載重機(これは九二式と同じ弾薬…)自動砲(20ミリオートマチック対戦車ライフル)曲射歩兵砲(81ミリ迫撃砲)手榴弾(九一式の手投げ専用型)…はぁはぁ、ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
これに、海軍のTYPE97を…やめた。
…あ、米軍のM3といえば、グリースガンも忘れちゃいけませんぜ(爆)
まなかじ
私の手元にある丸の別冊付録やグランドパワー1996年8月号を読むと9番の通りになるのですが。
tomo
BUN
欧米の研究者と話をすると、日本の兵器命名システムにはみんな戸惑っています。タイプ97ミディアム・タンクは「CHI-HA」だけどタイプ97ファイターは「Ki-27」。でも「Chi」「Ha」「Ki」って何だ?!海軍のタイプ97ボマーは B5N だけど実は Type97 Mark1, 3 が B5N で Mark2 だけ三菱の B5M。後継機の B8N には「Type(式)」番号がなく単に「Tenzan」が制式名、サブタイプには「Mark(号)」がなくなって「Model(型)」しかも何故か「11」と「12」という二桁表記。一方陸軍は Ki-43 以降「Hayabusa」「Shoki」「Hayate」なんていう愛称が付き、しかも「II型乙」なんて改良表記が付き、英語で書いたら「Nakajima Type2 Single Seat Fighter Ki-44-IIb(TOJO)」なんて長い名前になっちゃうので、一体何処から何処までが制式番号なのか、現場の搭乗員は何て呼んでたのか、今の日本ではどう呼ばれてるのか彼らには大いなる謎です。これに「Kyunana Kanko」とか「Nishiki-Tansen」なんて通称を入れたら更に混乱すること請け合いですな。
ささき
Type4/Fighterの方が新しいのに、Type96/155mmHowitzerは Type4/155mmHowitzerより
新しいというのを納得させるのは不可能に近い難事です。フリーウェアの
Steel Panthers World at War
の日本軍の兵記名表記を見ると彼等が悩みまくっていることが良く分かります。
大塚好古
BUN
97式重車載機銃って97式実包(リムレス)だったと思いますが?
tomo
ちなみに、“スチュアート”や“ジャクソン”も南軍の名将です。
リーに関しては連邦軍の軍学校長であったこともあり、北軍にも敬愛されて
いたのは間違いありません。
むしろ、北軍の“シャーマン”の南部人に与える影響の方が気にかかりま
す。
彼は、「海への進軍」によって南部の生産地帯を徹底破壊した張本人です
から。
sharman