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WWII西部戦線でこれは、という規模の戦車戦ってありましたでしょうか? いや、ノルマンディー以後,全く聞かないんで。 勝井
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- 44年8月末までを広義のノルマンディ戦と考えて、44年9月から、45年5月まで西部戦線で目立った戦車戦は無かった、ということですか?
BUN
- 余り耳にしないんで、教えていただきたいなと。
それと、師匠の言い様ですと、ノルマンディーではあったということですか?
勝井
- 規模としては、独ソ戦レベルを想定するのは無理がありますから、
せめて双方共数十輌位参加してるレベル、て感じで質問してます。
勝井
- ひとつの戦車戦は一般に小隊、あるいは中隊単位で戦われたのであって、クルスクなどの戦記にあるような敵味方数百両の戦車が入り乱れるといった戦闘はそのクルスクでさえ一度も発生していません。また、ノルマンディ戦でのグッドウッド作戦等も両軍の参加車両数は非常に多数にのぼりますが、個別の戦闘はクルスクと同様、中規模戦闘の連続です。大雑把な話で、一個中隊程の独戦車が、敵戦車部隊20から60両程度と交戦し、そこそこの損害を与えた後、後退、といったパターンが東部戦線、西部戦線後期の遅滞戦闘における戦車戦としては多い様です。「名のある」戦闘も含めて、戦車戦の殆どはこうした規模のものですので、勝井山の抱いている東部戦線のイメージがいささか大袈裟過ぎるだけでしょう。
BUN
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