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II号戦車に対戦車戦闘の戦果は存在しますか? 勝井 |
taka
確かに数の上では主力でしたが、
とても敵戦車を倒せる火力とは思えない。
豆戦車クラスになら通用するでしょうが。
勝井
ドイツが当時保有してた戦車は、III号、IV号あわせて627輌、t38戦車381輌、
I、II号あわせて1679輌です。
多分他の資料には、個別の登録数がのってるでしょう。
勝井
第六装甲師団の捜索大隊の2号戦車でT-34/76を撃破してます
増設燃料タンクを炎上させたらしいけど・・・
SUDO
KI-100
ドイツ装甲師団は、敵戦車、特にイギリス戦車隊との交戦を避けて行動していたようです。
有名な英仏連合軍のアラスの反撃での対戦車戦闘では、戦車を後退させつつ「対戦車砲、前へ!」で、要するにPAKフロントに誘い込み、英仏軍の前進を拒止します。
ドイツ戦車は側背に回り込み、英仏軍の後退を誘います。
このように、火力の面では、装甲師団自身が保有する37ミリ対戦車砲に頼った戦闘組織をしています。
フランス戦車は燃料切れに悩まされ(何でも、給油口が専用のタンクローリーでないと給油できない構造になっていたらしい)、ドイツ軍の機動に対応しようとすればたちまちガス欠で置いて行かれる状態で、戦闘消耗よりも、こうして乗員自身で破壊されるか放棄されるかで失ったものがほとんどだとか。
多分、2号の場合は、敵戦車に会敵したら対戦車砲陣地に向かって後退する、というのが「正しい」運用法だったのではないでしょうか。
まなかじ
しかもKwK30は弾倉式の自動火器でもあるので、多少大きな敵戦車でも「廃車所要弾数」まで撃ち込んで男らしく戦うものであったと信じております。
BUN
BUN
I号戦車にも、戦果があったりして。
勝井
BUN
それにしても、100メートルで50ミリ装甲(撃角はやはり90度でしょうか)を射貫できるなら、その、大変言いにくいことながら、我が47ミリ戦車砲に遜色ないではありませんか…。
まなかじ
まなかじさんのレス読んでから、
心がひどくサムいです。
勝井
しかし、如何に優先供給されたらしいとはいえ、貴重なタングステン鋼芯弾をこのように浪費しては国は傾くのは必定。第三帝国は二号の為に滅んだと言っても過言ではない。
47mmはあれはあれで良く、そもそも大日本帝国が第三帝国より三ヶ月長持ちしたのは、二号戦車を使わなかったことが大きく貢献しているのである。
また、中国大陸では一号のみならず、この強力なドイツ二号戦車に対しても帝国陸軍は勝利、捕獲しているとの記録があるようだ。
BUN
BUN
takukou