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ドイツ戦車を見ていて不思議に思うのですが、エンジンはなぜすべてガソリンエンジンなのでしょうか? 艦船用ディーゼル・航空機用ディーゼルなどディーゼルの分野では世界をリードしていたように思うのですが? Takky |
常にエンジンの大きさ重さ、馬力の不足に悩んでいた重すぎる独逸重戦車にとってディーゼルは遠かったのでしょう。
過給器を、とか誰か言いそうだな・・・。
BUN
戦場で他の車両とも融通しあえるガソリンの方が便利だったと思います
米軍なんかでもディーゼルの戦車は海兵隊や他国に回されてますし
SUDO
BUN
クの「パンサー」(日本語版)には、
「ドイツ陸軍は軽油を人工的に合成するのは困難と考えていた〜」
という記述があります。
これは本当のところは不明なんですが(だったら空軍や海軍はどう
する?)、実のところはどうなんでしょうか?
困難というか、ガソリンに比べて軽油は得率が悪い、という理由か
も知れません。
とはいっても、同書によればディーゼル機関を試作、検討していた
様子が伺えるので、将来的にはディーゼル化も視野に入れていたと
思います。
補足ですが、HL230エンジンに過給器を付けて1000馬力級とするプラ
ンもあった様で。そうなれば、あのエンジンルームに収まる大きさで
は、とても当時のディーゼルでは実現不可能な数値で有るとも思いま
す(実際、試作ディーゼルはパンサーのエンジンルームに収まらない
といった欠点もあったようです。)。
ちなみに、ドイツではガソリンエンジンと同等の性能を持つディー
ゼルエンジンは2スト+過給器が本命と考えていたみたいですがJomo
系の水平対向を念頭に置いていたのかな?
記憶モードなんで、誤記、記憶違いはご容赦下さい。
takukou
補給問題でいうなら
T34は別だろうと思います、日本軍だってM3軽戦車を使っていたんだし
SUDO
なんですよね。
で、当時の人造石油の精製法の一つが重油+?からの
精製(すいません記憶です)であったので、軽油の精
製はどうか?(というか勿体ない)と考えていたのか
も知れません。
南方軍集団がT34の大口ユーザーだったのは、油田(
+精製施設)が近いから??
takukou
tomo
そのハナシは結構有名なんですが、ホントなのかなぁ??吉村昭の
本には無かった様な・・
少なくとも、当時のドイツはディーゼル先進国故、いかなV2エンジ
ンがDOHC4バルブといった凝った機構を採用していたとしてもコピ
ー出来なかった、ということは無いと思うのですが?(事実、噴射
ポンプはボッシュのコピーらしいですし)
いずれ、V2エンジンの歴史(フィアットの航空エンジンのコピーら
しいですね)については今月号のPANZER誌に掲載予定だったのです
が幻に終わったので・・
takukou