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ドイツ軍はソ連のT34をどのように評価していたのでしょうか。また、鹵獲T34で作戦した部隊などがあったのでしょうか。
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- 確かパンターの原型案ではT34のコピーそのものなデザインだった筈ですから、極めて高く評価していたと思います/SUDO
- T34を独軍仕様に再生産する工場まで用意され、キューポラ、無線等が改造されています。塗装も独軍の迷彩です。こうして改装されたT34は小隊から大きい場合は中隊単位で、(攻勢の際は味方の誤射の危険が高いらしく)主に防衛戦に使用されました。国籍標識が非常に大きく記入(特に後、側面に)されているのはその為です。BUN
- と、いうことは独軍は車長の視界が悪く、集団で戦闘するには無線装備が貧弱、との判断を下していたのでしょう。BUN
- まあ、ドイツ戦車は無線とキューポラにチカラ入れてましたからね。思ったんですけど、無線機の載せ換えは実際の運用面で(訓練、整備、補充)交換せざるを得なかったってのも有るのでは?/SUDO
- T34に対抗するにV号W号ではだめだ。T34のコピー戦車を作ってはどうかという案も出たそうです。結局ディーゼルエンジンを作れずに中止になったんですよね?(あ)
- T-34ショックは有名ですから・・・無骨な四号やタティーゲル1までのドイツ軍戦車の形態を一片させた戦車ですからね。(と言っておいて、ドイツの新戦車が傾斜装甲のデザインを取る様になったのはT-34の影響って言っていいのだろうか?)
- (↑ゴメン)「タティーゲル1」->「ティーゲル1」
- ↑たぶんあのまま垂直面で構成された戦車になったでしょうね。
- しかしなんで航空機用のディーゼルが作れて戦車用のが作れないんだ?
- 結局高馬力のエンジンとしてはガソリンのマイバッハ以外開発できなかったということなのではないでしょうか。
- Ju205/207系液冷式対向ディーゼル(207A-1で880HP)なんて1934年に実用化されているから、技術的には4号戦車にでも積む500馬力程度の水冷ディーゼルは製造可能だと思うのだけど。(ドイツはディーゼルは強い筈なのだけど(ポケット戦艦やUボートや魚雷艇用に優秀なディーゼルエンジンを沢山作ってる、何故に車両用だけが遅れたのか?)
- 機甲師団を創ったグーデリアンが「すばらしい理想的な戦車だ!」といったそうだとか、鹵獲T34で作戦した部隊は色々あって、あのクルスク戦に参加した部隊もあったそうですが、詳しくは知りません。
- ↑クルスク戦の第2SS装甲軍団の内ダス・ライヒ師団が戦車の不足を補うために一個中隊(18輌)T−34を装備してます。KAY
- T34ショックというのは、かなり深刻だったようです。ただし、ドイツ側は、独ソ戦前にソ連側に自軍のW号戦車を見せたとき、最新鋭戦車だという説明をソ連側が信じなかった。そのため、ドイツ側はソ連はよほど画期的な戦車を開発しているのではないかと疑っていたという話を読んだことがあります。(ぱんてる)
- 4号戦車の車体上面の装甲板をちょっと傾斜させてパンターみたいにして、砲塔のデザインをちょっと変えて、主砲は48口径にしたらもうちょっと対抗できたんじゃないかな。なんて「たられば」回想。
- やっぱりディーゼルでしょう。
- 私はT34はむしろ重たく大きいディーゼルよりガソリンエンジンだった方が重量を節約でき、その分防御を充実させることで当時の絶望的な人的損害を少しは軽減出来たのではと考えたりします。BUN
- ↑あの、大きな航続距離(450km)は零戦と同じでロシアの大平原で作戦するのにかけがえのない財産だった様な気がしますが。(赤軍も補給はさほど良い訳じゃないし、初期に戦車でゲリラ戦を展開していた頃は特に)
- 兵器観察で四号を最大と信じなかったのはグデーリアンの「電撃戦」に有りましたね(ジュンコウ)
- ソ連軍は列車補給に頼ってましたが、T-34はそれでも高い航続能力が要ったのでしょうか?広いから列車もまばらだったり?(ジュンコウ)
- 鉄道輸送ですか?。う〜ん、ロシア国内の鉄道密度がどれほどか分からないので判断できませんね^^;(ドイツやフランス国内程の緻密なイメージは無いのですが・・・)
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