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五式中戦車の副砲の37mmって、なんのつもりだったんだろう?
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- 大日本帝国陸軍戦車計画責任者は何も考えてないのです、、、。
- 車体が大きいので欲張ったのかな?
- (出題者/謎の男)これはいかなる戦車を撃つためのものなのだ?ムヒ−
- 通説とは逆の立場で考えると、日本の車載機銃の性能(制圧射撃ができない)を考えると、榴弾射撃ができ、一人で操作可能な37mm砲は意外と有効だったのではないでしょうか。しかも操作するのは戦闘中暇な無線手ですから、結構合理的な武装なのでは?
- JS3・ティ−ゲル2と同時代の戦車とは思えんムヒ(謎の男)
- 弾薬に「キャニスター弾」が用意されていたなら分からなくも無いけど・・・米軍は日本軍相手にM3リーやスチアートの37mm砲からキャニスター弾を撃って肉薄攻撃する日本兵を粉砕してます。その戦訓を真似たのなら分からなくもないけど・・・(T.S)
- 大和の副砲といい、なにも考えてない・・・・・
- 歩兵の制圧というのは面白いです。ただ「戦艦の副砲」と同じように、近代戦車というものがわかってなかったのでは。「大きな戦車だから主砲だけでなく副砲もいるな」と。
- ↑なんか、この説が正しそうですね^^;(でも欧米の重中戦車に比べて、全然大きくないのだけど・・・全く)(T.S)
- ↑どう致しまして(^^ 謎の男)
- 日本軍の37mm戦車砲には英国と違い、最初から対歩兵用の兵器として榴弾が配備されていたので歩兵制圧用説をとったのです。また日本の戦車の弾薬搭載数は百発前後で、戦車砲は「釣瓶撃ち」するものだったのではないでしょうか?装填、発射が遅く、搭載弾薬も少ない75から88mm級の主砲を持つ五式は発射間隔の増大による「撃ち漏らし」と搭載弾薬の「弾切れ」が心配されていたのだと考えています。BUN
- 冗談を言ったのですがぁ(謎の男)
- わかるけど、さ。デクノボウ扱いされがちな5式がかわいくってねえ・・・。B
- 開発時期から考えてM3中戦車の影響もあるのでは?あれとは主砲副砲の関係が逆だけど。
- 副砲って実は大戦末期の戦車のトレンドなのでは?英国戦車の20mm砲とか、マウス、E−100の75mmとか。M−26もJS−Vも副砲が無いなんて時代遅れだなあ。
- 副砲こそ時代遅れですよ。マウスは重戦車の範疇にいれる代物じゃないし、20mmはあくまで機関砲です、副砲と言うより同軸機銃の延長にあるものです。
- ↑マウスを「重戦車の範疇にいれる代物ではない」と書いたのは、一般的な「重戦車」のカテゴリーに入れるべきでないとの意味です。
- 「トレンド云々」は揶揄して 書いてるんでしょ?(N)
- 「トレンド」は割と本気だったりします。大戦後期の主砲の飛躍的大口径化の過程で、発射速度、搭載弾薬等の問題から、善し悪しは別として「副砲」の発想が復活しているのだと思っています。日本は47mmから一気に長砲身75mmに88mmですよ、欲しくなりますよね。JS−Vなんて喉から手が出るほど副砲が欲しかった戦車なのではないでしょうか?積まずに済んで名戦車に名を連ねましたが。
- 「復活していると思う」・・・と言われても史実としてそんな形跡は無い訳だし、大戦中はドイツ重戦車に対抗する為、戦後はソ連のJS-3ショックで、英米で重戦車が試作されたり正式化されたりしていますけど、みんな副砲なんてついていないですよ(勝手にトレンドにしないで^^;、あるなら実例を上げてね)
- センチュリオンの20mmに関しては、英国が歩兵戦車の思想から抜けきれなかったので装備されたのでしょう・・・萌え萌え萌え〜
- 揚げ足とりは,愉快かもしらんが,ここは「軽いおしゃべり」を楽しむとこでは?だまって「正しいと思う」説を書きくわえりゃいいじゃん?
- そういやAMX30は同軸で20mm積んでたような。
- そうでした。でも英仏ともに戦車後進国で大規模な戦車戦は体験してないような・・・・・ジェンヌ〜
- もともと英仏の方が戦車先進国でした(ただしWW1ね)、戦後に退化した英はともかく仏の戦車はWW2勃発時点では意外と最強だったりします(ただ用兵が悪かった・・ついでにこの頃なら副砲はトレンドでしたね^^)、それで仏は早期に降伏したので英国ですが、大規模な戦車戦の経験は米よりずっと早くて独軍の電撃戦やロンメル軍団との死闘で散々痛い目に合ってるのです。、ただ英国の兵器開発はどうも現場の声が開発にうまくフィードバックされないのか、技術者の机上の空論みたいな戦車ばかりで、結局援英のM4戦車に救われました。
- (ついでに)大戦末期から戦後にかけて、戦車対戦車を主眼に開発された戦車では「火力+装甲+機動力」のエスカレートで、もう副砲なんて余分なモノを積む余裕は無くなってしまったのですが(マウスなんて際物は除く)・・・実は近年は副砲(正確には主砲を補完する副火力)が復活するかもしれません^^m、それは何か?、戦車砲発射型の対戦車ミサイルです(現ロシアは旧ソ連時代からこの分野に熱心で、今も主力MBTに装備してます)、これが往年の副砲代わりになるかもしれません。
- 叩かれっぱなしの副砲擁護論者です。下の方の見解、賛成です。しかし、マウスの副砲というのもけして妄想の産物ではなく、それなりに採用理由もあるのです。653戦車駆逐大隊のヤクトタイガーの実戦評価についてG軍集団司令部の報告では「128mm射撃速度が遅く、防御の面で問題があり、集団使用が必須」との見解が述べられています。集団使用を望めないマウスのような車両にはあの副砲は必要、と考えられていたのです。主砲の大口径化に対しての兵器デザイン側の戸惑いと当時の大口径砲の実状が副砲の発想をもたらしているのです。
- 叩きっぱなしの副砲否定論者です(笑)、確かに「マウス」の様な製造コストがべらぼうに高い超重戦車の集団運用なんて到底無理ですね(やったら凄い^^;)。そうなると単独でも、大口径故に発射速度の遅い主砲を補完する発射速度の早い副砲を自前で装備したくなるのは人情かもしれません(これは納得)。WW2のソ連の重戦車(JS2)は大量のT34や自走砲(SU系列)の中に混じってドイツの虎殺し活用されましたが、あれは一緒に行動するT34/85やSU76が自車の副砲代わりになってくれたの発射速度の遅さも目立たなかったのでしょう。
- 何か分かってもらって嬉しいですね。調子に乗って言えば、砲塔の上に大袈裟に重ねられて登場し、やがて廃止されたM60系の車長用キューポラは副砲の疑いは無いか?このように副砲の発想というのは治りきらない腫瘍のように機会を見ては復活するのです。通説通りに受け止めると説明不能の「異物」となってしまう副砲に、せめてその存在理由を聞いてやってください。BUN
- Sマインや、メルカバの60迫なんかはどうです?副砲に入れますか?(N)
- ああ、副砲戦車として米のM6重戦車を忘れていました。37mmがしっかり装備されています。しかも量産されなかったとはいえ制式化された戦車です。開発中止は1944年後半。米の重戦車はこの後、JSシリーズとは無関係にM103までの多彩な車両が開発されて行きますが、副砲はこの辺で諦めたようですね。BUN
- Sマイン、メルカバ、ううん。隠れ副砲狩りの決め手となる「踏み絵」は何なのでしょうか?難しいところです。
- 戦車の副砲の定義を「主砲を補完する副火力として、対人以外の用途(軽装甲車両や軟目標や航空機)に使える威力を持ち、主砲とは別個に稼働して照準出来る」と考えると、下でAMX30の名前が出てますが、こいつのB2の20mm機関砲が「軟目標や対航空機用」で、主砲同軸を解除して独立して俯仰が出来て、しかもルクレールには継承されずにアイデア倒れで終わった点で、「副砲」の資格は十分かも^^;
- そう言えば、M1も25mm積むはずだったのに。(N)
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