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2450  万景峰号の進水時の映像をテレビで見ました。進水時のみの映像で前後の映像が無いので詳しい状況は不明ですが、まるで海に船を放り投げているような進水方法でした。ネットで調べると「横滑り方式」で河川や奥行きのない湾内で行われるとかの説明でした。それにしてもあの映像はかなり荒っぽく見えます。進水式での演出であのように派手に見せているのでしょうか。それともあんなものなのでしょうか。まるで雷撃の瞬間のようです。
toku

  1. マンギョンボンのは見たことないですけど、横滑り式の進水がド派手なのは事実です(笑)
    まるで放り投げたんじゃないかと思う水面ですね。
    すすむ

  2.  たとえばこう言う感じですか。
    http://www.copperas.com/ss245/Robalo.jpg
    hush

  3. そのまま復元できなくてひっくり返っちゃったのが衝撃映像の特集でやってましたね。(笑)
    どうも

  4. ごみ というか便乗?
    万景峰号の進水時の映像みて同じ感想持ちました
    横滑り式の進水と言うのですか、あれで船体はゆがんだり、
    亀裂が入ったりしないのですか?
    もともと船は横向きには動かないので、そうとうの負担がかかると思うのですが


  5. >4
     通常の進水の場合、水面上にある船尾部分は持ち上がろうとする、船台上の船首部分は重力により押し下げられるわけですから、船体中央部に大きな力がかかるはずです。万景峰の進水シーンは見ておりませんが、横向きの方が派手には見えますが、船体にかかる影響は逆に小さいかもしれません。
     2で紹介されている潜水艦ロバロは、アメリカ、ウィスカンシン州マニトウォック造船所で建造されておりますが、同造船所はミシガン湖もしくは河川に面している関係で横向きに進水せざるをえません。しかし、第2次大戦中には潜水艦を量産しておりますし、同造船所製造の潜水艦が問題になったとも聞いておりません。

    本間

  6. >5
    >通常の進水の場合、水面上にある船尾部分は持ち上がろうとする、
    >船台上の船首部分は重力により押し下げられるわけですから、
    >船体中央部に大きな力がかかるはずです。
     この仮定はどうなのでしょうか。
     通常の縦進水(船尾進水)だと、没水部より得られる浮力は、船尾を最大とし漸減する喫水に比例して与えられるので、船台上の部分を支点とし「分布荷重の片持ち梁」に相当する荷重分布になると思います。
     特に全没水の瞬間に「アゴを打つ」と称して、特に保護台を設ける事を勘案すれば、
    応力の集中は船首部にあるのではないかと思われます。

    >4
    >あれで船体はゆがんだり、亀裂が入ったりしないのですか?
     愛の無い言い方になりますが、極度の加重がかからない程度で進水させます。
     進水時の衝撃を和らげるには、「船体重量の抑制」「進水速度の抑制」「瞬間的な衝撃の抑制(≒正面面積の抑制)」になると思いますが、基本的には、船体重量を計算して進水に臨むはずです。
     予断ですが、船体重量の抑制を言い直せば、船台上での工事進捗を抑える事になりますので、船台建造船が船渠建造船に比してコスト高になる一因です。横滑り進水を用いる船が小型船中心であるのも上記の理由からだと思われます。

     
    ヘットスキー

  7. >6
     ありがとうございます。工学的なことはよく分かりませんでしたので、素人考えを書いてしまいました。確かに縦進水の場合、保護材を船首部分に置いておりますので、ご指摘の通りかと思います。ただ、素人にもかかわらずあのような書き込みをいたしましたのは、当初の質問ならびに4において横進水は演出のように見える、非常な負担がかかるのではないかと言う疑問がありましたので、縦進水においても問題点があると言うことを申したかったまでです。
     そう言う意味では船渠内建造の方が安全性は高く(もっとも注水した途端に船体が船渠の壁に衝突したと言う事故もありましたが)、コストを抑えられるかもしれません。ただ、船渠の建設はそれなりのコストも労力もかかるのと、場所の問題がありますので、横式進水を選んだものと思われます。
     日本国内においては横式進水をしている造船所は寡聞にして存じておりませんが、極端に珍しいわけでもありません。また、小型船中心であるのなら、1万総トン近い船を造れたと言うのも、失礼ながら、驚きであります。

    本間

  8. ご回答ありがとうございました。
    いがいと大丈夫なんですね。



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