クイーン・エリザベスII世は兵員輸送の任についたようです。
すすむ

第五歩兵旅団の輸送に使われています。この他、客船としてはキャンベラが輸送船に、Ugandaが病院船として徴用されています。

４月３日に機動部隊第一陣が出港していますが、この日に政府に民間船徴用権が与えられています。QE2が徴用されたのは５月３日で、出港は５月１２日です。５月２７日現地到着。

出港時には船体がグレーに塗り替えられていたと記憶しています。

戦時に大型客船が徴用されるのは、ごく当然の処置と思われます。普段から多量の輸送艦を軍が保有するのはコスト的に見合わないでしょう。

米軍も、前回の湾岸戦争の時、民間の高速コンテナ船を購入したと思います。
富士見町

　客船「キャンベラ」と共に傭船され兵員輸送の任についています。
　また客船「ウガンダ」は病院船の任につきました、その他民間船舶が多数投入
されています、この例から見てもわかると思いますが、後方支援任務に傭船した
民間船舶を投入している訳で直接攻撃任務に投入された訳ではありません。
ｏｏｉ

追記

客船は上記のクイーン・エリザベスII世を含む5隻で、4隻が兵員輸送任務、1隻が病院船。
有名なところでは、アトランティック・コンベアが航空機輸送に従事しました。
ほかに、カーフェリー、タンカー、コンテナ船、トロール船なども参加してます。

輸送任務や掃海任務ついていたようです。


すすむ

おぉ、被りまくってる（笑）
すすむ

ぐは、被った（＾＾；
＞追記
　米軍の場合、民間船舶の徴用／傭船も確かに行なっているのだと思うんですが
別途平時からの輸送船舶の購入整備も並行して行っている事は記憶しといて良い
と思います、結構な数を保有してますし。
　ちなみに、湾岸戦争の前からの方針です。
　また、英国も幾つかの貨物船を平時から保有する事にしたようです、数は少な
いのと平時は一部を民間に貸し出す方針との事ですが。
ｏｏｉ

この動因に際し、QEIIは船尾にヘリポートの設置を含む数ヶ所の改造を受けて投入されています。
烈風天駆

徴用というと、義務だとおもうのですが、運用中の経費や使用後の現状復帰に関する費用はどうなるのでしょうか？
撃沈されたら普通の損害保険はおりないだろうし、撃沈され損なのでしょうか？
どうも

>8
「運用中の経費や使用後の現状復帰に関する費用」は、適切な基準に基づいて英国政府から船主に支払われるでしょうし、撃沈されれば船価相当額が支払われるでしょう。英国政府が破産しない限り。
通常の傭船契約と何ら変わらないのでは？
おやじ

余談
QE2に乗船した兵士には、乗客に出すはずだった、豪華
な食事が振る舞われ、兵士は大喜びだったそうです。

尚、横浜に来航したQE2の写真を見ると、海軍予備
中佐以上が指揮していることを示すブルーダスター
旗が掲げられていたことがあります。

タイタニックのスミス船長もホワイトスター社の
客船で兵員輸送にあたった(ボーア戦争だったかな)
功績で予備中佐(だからタイタニックもブルー
ダスターを掲げていた)に昇進し、勲章をもらった
そうです。
航海士のほとんどや機関長も予備士官だったそうで、
生き残った航海士には第一次大戦では駆逐艦長と
となった人がいました。
英国において民間船の徴用および船員の訓練は、
昔から行われていたようです。

そう言えば、タイタニックのライバル、キュナード社の
モーレタニアには、戦時利用を考慮して、海軍が建造に
協力していたようです。
一方、タイタニックのホワイトスター社は米国資本の傘下
に入ったために、英国政府には不安感があったそうですが、
第一次大戦では、タイタニックの姉妹船オリンピックも
輸送船として参加し、心配は杞憂に終わったそうです。
SAW

みなさん詳しい回答ありがとうございました。客船やコンテナ船は分かりますが、トロール船まで徴用していたとは…。知りませんでした。
九六式強襲機兵

余談の余談
＞10.
＞英国において民間船の徴用および船員の訓練は、
＞昔から行われていたようです。

それらの民間船および船員をマーチャント・ネイビーMerchant Navyと申します。
駄レス国務長官

トロール船は掃海任務に充てられたようです。
すすむ

　具体的な船名についてはhttp://freespace.virgin.net/gordon.smith4/F22mnships.htmを御覧下さい。
　なお、このページにありますようにQueen Elizabeth 2が正しい書き方で、QEIIではなくQE2と略記します（ただし、読み方はクィーン・エリザベス・ザ・セカンド）。←ごみ。

　
hush

＞１０
もう１隻の同型船「ブリタニック」は病院船として徴用されたあと機雷に触れて沈没。
客船好き