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三式弾についてですが、焼夷弾子放出後の弾殻は破裂したのでしょうか? 「三式弾考案者と称されている黛さん」の「艦砲射撃の歴史」にも記載はありますが、弾子放出後のどこに炸薬が残っているのか長く疑問です。 四式射撃装置 |
- 炸裂します。
三式弾は、信管作動>伝火薬>第一遅動薬が弾子を点火>放出薬で弾殻破裂>弾子放出>放出薬の火が第二遅動薬に伝わり、弾底部に仕込まれている炸薬を引火させます(0.2秒の遅延)
炸薬量は、例えば12.7糎砲弾で0.2kgで、通常の12.7糎砲弾が1.778〜1.876kgなのと比較して1/10程度であり、極めて限られたものです。
SUDO
- お答えありがとうございました。てっきり、底部炸薬=放出薬と思い込んでいました・・・
弾頭炸薬、及び中心炸薬で弾殻を破裂させるのが放出でしたか。ちゃんと底部炸薬が残るわけですね。それにしても底部炸薬がよく誘爆しないものです。
四式射撃装置
- >2
まあ、この一連の、信管>伝火薬>第一遅動>放出薬>第二遅動>炸薬の反応は順番に誘爆してるようなもんで、それらが0.2秒間に進むという事なんでしょう。
SUDO