現用のカタパルトである C-13 は、「48000ポンドの航空機を、300ft を進む二秒間で165mphまで加速させられる」性能を持っています。現用の艦載機でもっとも重い重量で発艦できるのは F-14 の 72900ポンド、次が F-18E の66000ポンドですね。
単純計算で加速率が三割方落ちますので、フル装備ではフルアフターバーナーでもぎりぎりでしょうね。安全を考慮すると、発艦不可だと思います。

tac

記憶モードですが、騒音問題が厳しくないころは、横須賀に停泊中の米空母からジェット機を射出したことがあったと何かで読んだことがあります。

SAW

tacさん、sawさん　ご回答をありがとうございます。
やはり現行の艦載機では、機体重量の増加に伴い、カタパルトのみでの射出は
困難なようですね。
SAWさんの回答にある「騒音問題が厳しくないころ」だと、時期的に機体がＦ８
クールセイダー以前ぐらいでしょうか。
Ｆ４ファントム以前の艦載機は、軽量機でしたから停泊中でも発艦できたので
しょうね。
東京湾に停泊中の空母からの発艦を一度見たかったです。
ul_cobra

>3

　F-4は時期的に無風状態での発艦を要求されている機体なので、停泊中の空母から発艦することが可能です。実際横須賀在泊中の空母からF-4を発艦させる光景が目撃された例が報告されています。
大塚好古

Ｆ-４と同時期のＡ-５ヴィジランティも、甲板上無風状態での発艦を要求されていたと記憶しています。
Ａ-５にご執心だった故長久保秀樹氏が、「停泊中に核戦争が勃発する事態でも想定していたのか」と
皮肉混じりにかいていましたね。
便利少尉