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垂直発射式シー・スパロー(RIM-7M)は垂直に発射されてから目標の方向に向かうまで、どのような方法でそちらに向かうのでしょうか? もしそれらが慣性誘導なら、むらさめ型等は1つの射撃指揮装置(むらさめはFCS-2-31)で複数のミサイルが誘導可能となり、ミニ・イージスといわれるのも納得できるのですが・・・ HI |
- 発射されてから目標に命中するまで一貫してセミアクティブホーミングのようです。よって1基のFCSではひとつの目標にしか対処できないと思われます。また、海自のVLS対応のシースパローは米海軍のRIM-7Pに準じた改良を施したRIM-7M(PIP)です。
しばいぬ
- セミアクティブレーダーホーミングですね。失礼しました。
しばいぬ
- 垂直発射後、レーダー反射波を捕らえるためにミサイルを目標の方向に向けなければなりません。そのため発射直後のわずかな時間は、発射諸元をもとに誘導?していると思われます。といっても、ミサイルが目標の方向に向くまでの間ですけど。
ところで、ミニ・イージスって誰が言い始めたのでしょうか?初めて聞いたときは思わず笑ってしまいましたが。
魚雷屋本舗
- >1
海自のRIM-7Mが7P相当であるのなら、納得できます。
以下のページに次のような記述があります。
http://www.designation-systems.net/dusrm/m-7.html
The AIM-7P features improved guidance electronics and on-board computer, has a new radar fuze, and has an uplink to the autopilot for mid-course guidance updates.
RIM-7PがAIM-7Pと同等と考えると、このミサイルは初期に指令付き
オートパイロットで飛翔し、その後はSARHで誘導されることになります。
VLSで運用ということはLOAL(Lock On After Launch)だと思いますので
これで辻褄が合います。
機会があったらうちの会社のOBさん経由で聞いてもらいます。
鎌倉の人達に聞ければ早いんですが。。。あの人ら口が堅いので。
AP1