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映画を見ていると、敵機の方向を表すのに「500 180度」とか「450 130度」などと言い表しているようですが、意味がよく分かりません。 過去ログにこのような質問がありましたがイマイチ分かりませんでした。 詳しく教えて頂けないでしょうか。 吉村少尉 |
- まったく答えになってませんが、
飛行機は、良く各方角を示すのに自分を中心として前方を時計の12時に
例えて、まるで時計の文字盤のように右回りに何時、何時と方角を表現しました。
マサ
- 米軍だと「Tally Ho, Boggies at 10, Angel 35, 10miles」などと言います。Hally Ho(タリーホー) は「目標視認」を意味する符丁、at 10 は真正面を 12 時として 10 時方向、Boggies は「敵味方不明機」を意味する符丁、Angel は高度を意味する符丁で 35 は 3 万 5 千フィート、10 miles は文字通り「距離 10 マイル」を意味します。
ささき
- ↑これは戦闘機乗りの交信で使う符丁です。艦船が対空戦闘時に使う符丁は知りません。
ささき
- そのまま受け取ると、目標の位置が
「高角0度、距離500(m乃至はft)、真方位180度」、
「高角0度、距離450(m乃至はft)、真方位130度」
の意味になりますね。
高度差がある場合は「高角」は必要ですし、相対方位で表現する場合は「右(左)○○度」と言う表現になる筈です。
海自リタイヤ者