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お世話になっております。 日本の駆逐艦の対空砲装備について教えてください。 艦隊型駆逐艦の主砲(及び雷装)を、八九式などの高角砲(及びFCS等の整備)に換装する構想、が、あっても不思議ではない、と思っているのですが、実際はどうだったのでしょうか?。 高仰角平射砲(と機銃)で、対空戦闘には対応できると考え、構想されな かった 構想はあったが、駆逐艦の不足から実施できなかった 乙型、丙型等の建造で事足りると判断された 等々、仮説は立ちますが、証拠を見つけ出せずにおります。 まつかぜ |
- 甲型駆逐艦の場合、対空射撃能力に問題ありと認識されていましたが。高射装置の対水上射撃能力に問題があり、かつ、八九式高角砲の対水上射撃能力が小さいことなどから「当面は(現状の)平射砲で我慢する」という方針であったようですね。
tackow
- 補足
主砲の方針に関しては述べた通りですが、実際には主砲を降ろして機銃の増設をしてますね。
tackow
- すこし蛇足ですが・・。
陽炎型が、夕雲型に改良された時、
「主砲の仰角を55度から75度に増して、対空射撃能力を持たせ」云々。
の記述があちこちで散見されます。
一方、阿賀野型軽巡の記述にも
「主砲の仰角を55度とすることによって、対空射撃能力を付与し」云々。
という下りが良く見られます。
当方としては、提示すべき資料を、持ちませんが、
誤解を招きかねないかも、と思います。
>まつかぜさん。
そもそも、駆逐艦って、主砲の換装を行うシロモノでしょうか?
酸素魚雷登場以前に建造された特型駆逐艦(立派な艦隊型駆逐艦ですよね)
の場合、酸素魚雷へのレトロフィットが行われたかどうかすら、
怪しいのですが・・・・。
無頼庵
- >3
確かアメリカのポーター級で平射砲を両用砲に換装したという話があったはずですので、駆逐艦と言えど主砲の換装を行なうシロモノであることもあるかと。
で、酸素魚雷の件は特型駆では初春型〜朝潮型が換装してますし、吹雪型も何隻かが装備しているようです。
高角砲の件も、必要と認識されて時間と適当な兵器があれば、換装した可能性はあると印象を持ちます。
>1さんの「(要求性能を満足するだけの)適当な兵器(システム)がなかった(と用兵側が考えた)」のが最大要因かと愚考します。仮説の域を出ませんけど。
ぴかにゃー