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軽巡『大淀』の舷外電路についてなんですが・・・ 1944年レイテ沖海戦時、舷外電路は装備状態だったのでしょうか? 当時の艦は軒並み装備していたはずですから、同艦も同じだとは思いますが 手持ちの資料ではそれらしき物が見えないので、確信が持てません。 ご存知の方、よろしくお願い致します。 1kdF |
- 確実な回答ではないので恐縮ですが、1987年発行の丸スペシャル「戦時中の日本巡洋艦I(阿賀野型/大淀型)」に掲載されている大淀の写真を新造時、レイテ海戦時、大破状態、解体時と見ていったのですが、いずれの写真でも舷外電路は確認できませんでした。特に新造時と解体時の写真は、かなり鮮明なので、それぞれの時点では舷外電路は無いと言えます。
また、レイテ海戦時の写真では損傷した瑞鶴に司令部移乗のため接近した大淀の右舷が写っていますが、この時点でも舷外電路は装備されていないように見えます。
大淀と同じく大戦後期に完成した松型駆逐艦や、昭和19年に防空巡に改造された「五十鈴」など、舷外電路を装備していない写真もあるので、大戦後期では必ずしも全ての艦に舷外電路が装備されていたわけではないのだと思います。
つね
- ご回答ありがとうございます。
私も『松』クラスの事を考えて電路が無いのでは? とも思ったのですが
『阿賀野』クラスにはしっかり電路が巻かれて居ましたので悩みました。
ご指摘の通り『装備なし』の方向で落ち着けたいと思います(笑)
頭を悩ませたのがフジミ社製の模型・・・箱絵が電路装備でしたので。
↑模型を作る上で悩みだしたのがきっかけなのでした(汗)
1kdF
- 外国艦のように、舷"外"電路が舷"内"電路に移り変わっていった、という解説を見たことがあるのですが、真偽の程は不明です
セミララ
- 成る程 舷内電路説もあるかも知れませんね、ありがとうございます。
いずれにせよ『大淀』には目立つ電路はなかった、と言うことですね(笑)
1kdF