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「世界の戦艦」私も買いました。 一番気になったのは、KG5の航続力(燃費)についての行です。 実測値が計画値を大きく下回ったとのことですが同時期の 空母や巡洋艦についても同様の問題を抱えていたのでしょうか? また逆に日本海軍の場合、大和など消費見積が過大で実測値が計画値を 大きく上回りましたが米国等では、このような事例はあったのでしょうか? どなたか御教授頂けたら幸いです、よろしくお願いします。 KZY |
- 英艦の場合、戦艦と戦後に就役した大型空母の場合、航続力が計画値を大きく下回ってます。イラストリアス級や各巡洋艦では多少の低下はあっても、KGVのような大きな問題にはなってはいないようです。
米艦の場合新型戦艦は戦時計測でも計画値とほぼ同程度の数値を出していますが、空母及び巡洋艦以下は計画値をそれなりに下回っています。これによる航続力減少については、米艦は燃料搭載量を増大することで対応しています(なお、米艦の場合機関の問題より、兵装強化による排水量増大が航続力低下に大きく影響してます)。
大塚好古
- 直々に御回答いただき、誠にありがとうございます。
疑問が解決し、スッキリいたしました。
KZY
- 便乗質問で済みません。
米艦の場合、機関としてはほぼ計画通りの燃費に収まったようですが、KGVで燃費が計画を大きく超えたのは、機関と船体、いずれに問題が有ったのでしょうか?!
志郎家の番頭
- >3
KGVに関しては、機関の燃料消費率が当初予測を遥かに上回るものとなったのが最大の要因です(各速度域で計算値に比べて実質約2〜2.5倍程度)。
(因みに1で記した「戦艦」とは、KGV以降の新型戦艦を指しております。念のため補足しておきます)。
大塚好古
- > 4.
回答有難う御座います。
計画比約2〜2.5倍程度というのはひど過ぎますね。
何が原因か、自分でも調べて見ます。
志郎家の番頭