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潜水艦に装備されていた砲や機銃は、錆びたりして使用不能になったりしなかったのでしょうか? くだらない事ですいません。 イ-19 |
- なります。その為に十分な手入れが必要になっています。
BUN
- 日本海軍の潜水艦に多く搭載されていた14cm砲や10cm高角砲の場合、砲口に耐圧の水防栓が付いており、砲の内部に海水が侵入しないようになっていました。
ただし、砲の旋回俯仰機構については防水ではないので、BUN様の仰る通り、手入れを怠れば当然錆びが出たことでしょう。
なお、潜水艦搭載の25mm機銃に砲と同じような水防栓があったかどうかについては、残念ながらわかりません。
つね
- 砲口栓ですが、あれって太平洋戦当時は実際に使われていたのでしょうか?
砲口栓をしていても深深度潜航をすれば砲身内部への浸水は避けられず、これを装着しない事で、急速浮上砲戦の時、第1弾を撃ち出すまでの時間が短縮されるという事から、実戦においては砲口栓は使用されなかった、というような話を読んだ事が......
セミララ
- 砲口栓の件ですが、残されている写真等では、閉塞されているものが多くみられたので、実際に使用していたものと思っていましたが、確かに戦時中の写真で残されているものは、記録または公開を前提としたものが多かったでしょうから、実際の戦闘時には装着してなかった、ということもあり得るかもしれません。
ただ、私の方ではそういった資料が発見できていませんので、引き続き調べてみるとともに、より詳しい識者の方のご意見を待つほかありませんが。
砲の内部機構への浸水を容認していたとすれば、やはり防錆のために相当な手入れが必要であったことでしょうね。
つね