ろくすっぽ計算もせずにお答えするのも難ですが･･･。
まず隼鷹と違い最初から軍艦構造になるので無駄が省けるはずです。しかしながら艦の性能が隼鷹より高いものを求められているために、隼鷹をもとから軍艦構造で作ったときと客船改造の隼鷹との排水量の差（ややこしい）の分をその性能向上分で埋めてしまうためにほぼ同規模の排水量で建造することが出来ると思われます。
富士

無知上等で、数字遊びをさせていただきます。

簡易空母の要目を正規空母と比較すると、
----飛行甲板長さ----幅----速力----航続力
翔鶴･････−12m････−2m･･−7kt･･･＋5300nm
雲龍･････＋15m････＋0m･･−7kt･･･＋7000nm

数字みた限りですと、L/B比からはエンクローズバウっぽい気がします。
となると、船自体の大きさは、雲龍にかなり近くなりそうな感じがします。
そこで、雲龍をエンクローズドバウとし、２軸（76000hp程度）に減らし、
重油を3750ｔに対し7000ｔ程度を搭載する航空母艦になるような感じがしております。

以上、お粗末さまでした。

Ｇ18.5

G18.5様のご意見通り、「雲龍型とほぼ同サイズの『縮小型大鳳（飛行甲板装甲なし）』」になるのではないかと思います。
ただ、「このようなスペックの艦を建造するメリットがあるのかなぁ？」という気がしますが・・・・。
カタパルトを持たない太平洋戦争当時の日本空母にとって、27ktという速力は結構中途半端なものなので、全くの新造であれば30kt超の速力は必ず要求されると考えます。
理由は、無風状態で艦上機発艦に必要な対向風速を発生させるためですので、航続力を犠牲にして最高速力の増加を図る事は極々自然な要求です。
飛鷹をはじめとする「商船改造空母」や翔鳳をはじめとする「他艦種からの改造空母」は凪の状態での作戦機の発艦作業はかなり困難です。
従って、基となる船体が既に存在する場合を除き、「正規空母に準ずる性能の空母」を建造する必然性は無いと考えます。
おそらく、準鷹級の評価が「ミッドウエイで正規空母を一気に失った日本海軍において、商船改造空母であるにも拘わらず善く機動部隊の中核として行動した。」と言う物なので、
この評価から「商船改造空母であるにも拘わらず善く」と言う部分を無視すれば、「改準鷹級空母」が有効である、と思えるのでしょう。
新造の手間は似たようなものですから、やはり作るならば高速の正規空母だと思いますよ。
元むらくも乗員

　艦政本部案のG18と呼ばれる空母の要目です。

　基準排水量15500T　公試状態排水量18500t　水線長×水線幅×公試状態喫水 208×22×7.7m　蒸気タービン２軸 ８万馬力
　長8cm連装高角砲×２ 25mm３連装機銃×24
　烈風×18　流星×21　彩雲×３　(全機常用)　　格納庫は１層　エレベーターは１基


　私としては、G14と呼ばれる４万５０００tの空母の要目が知りたいです。
セミララ

＞このようなスペックの艦を建造するメリットがあるのかなぁ？
あくまで簡易空母ですので早期に建造できなければ意味がありません。
建造の一番のネックになるのは高出力機関の数量確保と思われますが、艦政本部案が出たのはマリアナ海戦後で
雲龍級でも駆逐艦の機関を流用している時期ですので数を揃えるのが目的ならば妥当な線だと思います。

ルージュ

皆様、御教示の程ありがとうございました。

隼鷹より一回り大きくなると考えていたので、
もしかして３万トン級の使い捨て空母？、これはまた豪勢だ
などと勘違いしていました。
視点を変えていれば、サイズの見積りも違ったものになっていたのですね。

G18で検索したところ、過去ログの 302,804,1455 が該当しているようなので、
今回皆様から頂いた情報共々参考にします。

ありがとうございました。
質問者