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初めて質問させていただきます。 日本海軍潜水艦のエンジンで複動式2ストロークディーゼルエンジン というエンジンが搭載されていたとある本で読んだのですが 複動式エンジンとはどのような構造になっているのでしょうか? Triple-H |
- うわー、これは絵で描いた方が判りやすいんだよな・・・。
ピストンは上下運動で吸入圧縮膨張排気を行いますね?
ここで注意して欲しいのは、普通のピストンは、上面だけを用いているというところです。
ピストンの下面側も用いて、シリンダーも上面のみならず、下面にも燃焼室を設けたものが複動式内燃機関です。
SUDO
- 重たいですが、画像掲示板にイイカゲンで単純な図を出しておきました。
http://www.warbirds.jp/BBS/gazo2/joyful.cgi
SUDO
- 早速の回答ありがとうございます。
画像掲示板見て、なんとなく構造がわかりました。
けど、下側燃焼室の爆発圧力がコンロッドとの隙間から漏れそうですね。
給排気は強制的に行うのでしょうか?
Triple-H
- 過給や強制掃気はモノによってはやっていたと思いますが、大戦時の日本潜水艦ではちょっと判りません。
ご覧のとおり下側のシーリングが難問でして、これを色々と工夫して対処していたようです。
もし関東にお住まいでしたら、船の科学館や氷川丸で、ご覧になってみると宜しいかと。
SUDO
- >SUDOさん
親切にありがとうございました。
当方、横浜在住ですので氷川丸に見に行って来ます。
Triple-H
- >3, >4
下側燃焼室はシリンダー下蓋のピストンロッドと摺動する部分が気密性のパッキング(金属製)になっていて、爆圧を漏らさないようになっています。
首を振るのはクロスヘッドから下のコンロッドの部分です。
蒸気機関車(複動)のシリンダーを竪置きしたイメージで考えると宜しいかと存じます。
志郎家の番頭
- >6
フォロー有難うございます。m(__)m
そうか、蒸気機関車ってのがあったよなと反省(^^;;
SUDO
- >6
蒸気機関車ですか、なるほど。
理解できました。
ありがとうございます。
Triple-H