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大和(戦艦)の艦橋前面にある1.5m測距儀ですが、あれは一体何のためにあるのでしょうか 初め、前の艦との距離を測定する物だとばかり思っていたのですが、酒匂(軽巡洋艦)の場合、装備個所が防空指揮所であり、どうも対空測距儀のようです(上下合致式ではなくステレオ式なのと、対空双眼鏡のように、対物レンズの光軸と接眼レンズの光軸が傾いている(水平線を見る時は下を覗き込む形になり、水平に覗き込むと上空を見る形になる)ことから判断) セミララ |
- http://www.hps.hokudai.ac.jp/Education/3-12.html
こちらが参考になると思います。
(多分、ミスタイプだと思うのですが、1.5mでは無く、15mですね)
この測距儀は日本光学(現Nikon)製です。
吠電
- セミララ氏のお尋ねの測距儀は頂部の15mのものではなく、第二艦橋の上にある小さなものです。
リンク先ページの下の図でも確認できます。
VV
- あの測距儀は主として航海用であったようです。航海用といえば基線長66センチの手持ち式が浮かびますが、大艦の場合には1.5mも使ったようですね。
tackow
- セミララ様>
中途半端な知識と思い込みで回答してしまいました。
失礼いたしました。
VV様>
ご指摘ありがとうございました。
この度は自分の知識の浅さを痛感いたしました。
勉強して出直します、失礼いたしました。
吠電
- 皆さん、御回答ありがとうございます
ところで、酒匂の防空指揮所にある1.5m高角測距儀も、航海用なのですか?
セミララ
- あれは対空用途ですね。それと九六式の1.5m測距儀は合致式じゃなかったでしょうか?
tackow
- >それと九六式の1.5m測距儀は合致式じゃなかったでしょうか?
1.5m測距儀には、大和の艦橋前面にあるような航海用の上下合致式と、酒匂や空母等の防空指揮所にある対空用のステレオ式の両タイプがあるということですね
セミララ
- すみません、阿賀野型の防空指揮所にある1.5m測距儀も航海用ですね。わが海軍の小型測距儀は覗き易いように斜め上(1.5mの場合は60度)から見下ろす様な構造になっています。
ところで、1.5m測距儀でステレオ式というの余り聞いたことがないのですが。米軍が撮影したもの以外に根拠があるのか、逆に本当にステレオ式だったのか疑問があるところです。
tackow
- >米軍が撮影したもの以外に根拠があるのか
ありません(きっぱり)
米軍の写真解説(写真中に解説ボードが置いてある)に、ステレオ式となっているだけです
初め、接眼部が単眼(片目で覗く)と複眼(両目で覗く)で分けた結果
単眼 66cm航海用、15m(15.5m)の上下合致式(大和)
複眼 1.5m(件のもの)、15m(15.5m)のステレオ式(大和)
ということから、はては件の1.5mもステレオ式?と思ったのですが、その後、10m(長門)は上下合致式なのに複眼であることが判明しました(残念)
せっかくの補強材が......
セミララ