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2100 WWII時代の日本戦艦の砲身で、現存しているのは『陸奥』の2本だけなのでしょうか? 『聖博物館』のは観た事ありますし、『船の科学館』にも展示されているのは知っていますが、それ以外にご存知の方がいらしたら、教えてください。
やん

  1. 同じく陸奥が大改装前に搭載していた三年式40センチ連装主砲塔が
    江田島の海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)に展示されています。

    ルージュ

  2. 陸奥の砲身ですが、主砲が元嵐山美術館蔵のモノが、呉の海事博物館(未開館ですが)に。あと、岡山の日植会館に先っちょだけですがあります。陸奥の副砲は、山口の陸奥記念館、靖国神社その他にあるようです。砲身ではありませんが、大和型46センチ砲塔前部の一部が、アメリカのワシントン工廠(だったかな?)にあるようです。WWIIじだいで地上にあるのは、これくらいではないでしょうか?
    ogurenko

  3.  人間が肉眼で見られる物としては、ビキニ環礁の「長門」があります。水深40mあたりに頂上が有る
    ようですが、大きな構造物なので艦橋に沿って潜って行くと深く潜りすぎて危険らしいですが、主砲の辺り
    まではちゃんと準備&訓練すれば潜れるようです。その時見たフィルムではあまり付着物もない比較的きれ
    いな状態でした。残留放射能の影響がだいぶ低くなり、観光ダイビングができるようになるという話でした
    が、その後どうなったか。


    零式水観

  4. ビキニの長門に、調査隊のダイバーの一人として潜った方に話を聞いたことがあります。右舷、左舷のどちらが下だったかは忘れましたが、ほぼ横倒し状態で、上になっている側の船腹が水深約40m、主砲塔は船体にちゃんとささったままだそうなので、透明度さえ良ければ、レジャーダイビングで限度とされている水深40m付近から、主砲を見ることは可能でしょう。ある程度のダイビングの経験と相応のスキルは必要ですが、通常のレジャーダイビングの装備と資格で行けます。
    3.でおっしゃるとおり、船体はほぼ原型を保っており、付着物などもあまりないとのことです。
    確か、現在は既にレジャーダイビングが可能となっているはずです。欧米ダイバーは沈没船大好きなので、現地にもダイビングサービスがあったかと。ただし、日本人スタッフなどいるはずもないので、英語力は必要ですね。
    長門のすぐ近くには、水深25mくらいに米空母サラトガも沈んでるそうですよ。潜った方の撮った写真では、甲板上の5インチ連装砲なども綺麗に原型をとどめてました。
    つね

  5.  第一術科学校にあるのは1934-6年に加賀、土佐用に製造されたものと交換
    した時のものだそうです。
     あと、横須賀の軍艦三笠のものは本物ではないようですが、福岡県津屋崎
    町の東郷神社に同艦の砲口部が切断された状態で残っているようです。主砲
    弾は大和のものも含めていくつか残っているようですが、砲身となると、こ
    の程度だと思います。
     世界の記念艦については、
    http://www.hazegray.org/navhist/gun_ship.htmがいいです。

    hush

  6. 以前、関西オフで八尾市(大阪府)の工場に陸奥の主砲があるという
    ので言ったのですが、そのときには別の博物館に移されていました。
    たぶん既出のいずれかこの主砲は今はどこにあるのでしょうか?
    taka

  7. 八尾市にあった陸奥の主砲は、元嵐山美術館蔵で呉の海事博物館に展示されるものだと思います。
    ogurenko

  8. 皆さん、情報ありがとうございました。
    主砲塔が残っているのは驚きでした。
    何時か、直に観て、できれば触ってみたいと思います。
    『長門』は・・・できれば記念艦として残して欲しかった・・・
    やん


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