殆どの大砲で俯角を取れます。
　備砲の装備位置は水面よりも高くなる事と、動揺があるので、ある程度の俯角が特に近距離目標を撃つ場合には必要になるのです。
　また、マスト等に装着して、接舷斬り込み等で乗り込んできた敵兵士を掃射する事を狙った火器が装備された時代もあり、この場合はかなり大きな俯角が取れるようになっていました。
　第二次大戦時の火砲の場合、俯角は5〜10度程度取れる構造になっているのが一般的でした。

ＳＵＤＯ

ＳＵＤＯさま。有難うございました。俯角という言葉も存じませんでした。全く不覚でした。

　航空機が、雷撃や跳飛爆撃、特攻等を行う時に、敵艦船の砲撃であがる水柱により落とされることがよくあったとの戦記を読みましたので質問させて頂ました。
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