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今月の世界の艦船で海上保安庁の新型巡視船に搭載する機関砲がボフォース社製のMk3 40ミリ機関砲に内定したようだとの記事があったのですがこれはどんな性能のものなのでしょうか? 巡視船に搭載する物なのでこちらの掲示板に書き込ませていただきました。 よろしければご教授ください。 ばりすた |
- "Bofors MK3"で検索かけて見ました、とりあえずこんなもんらしいです。
http://www.naval-technology.com/contractors/missiles/bofors/bofors1.html
マウント重量がおおむね3.5t、射程はおおむね6キロぐらい、発射速度は毎分330発程度って所だと思います>一部推定を含む。
ooi
- >追記
射程は、ボフォース社のシートリニティCIWSの数値がこれくらいなんでこうなのかな、と。
ただ、ボフォースの40mmL70機関砲の射程は8キロ以上ありますんで、実際は8キロ超かも知れません。
※参考データ:海人社 艦載兵器ハンドブック並びに上記URLより
ooi
- ありゃ、HPへのアクセスが出来ないし後の方の表示が化けてるなあ、回答書き込み画面はOKなのに。
ついでなのでもうちょい解説しときますと、ボフォース社製の40mmL70機関砲(第二次大戦以降開発された物)の艦載用マウントの一種で単装、シールド形状はスウェーデンのミサイル艇やカナダのフリゲイトが装備してる57mm砲と同じ様なシールド形状をしています、無人砲塔ですが砲側照準もOKのようです。
マウント重量は3.5t、たぶん今の35mmより軽いんではないかなあとも思います(単装35mmの重さが不明なんでなんとも言えないんですが、連装マウントで10トンちょいあるんで)発射速度は毎分330発、射程の方は推測になっちゃいますが8.7kmから6kmぐらい、これは上が同じ砲を使うブレダ社製コンパクト40の射程、下がボフォース社のシートリニティCIWSの射程からです。
ooi
- どうもありがとうございます。
御礼が遅くなって申し訳ありません。
ところで、追加みたいで悪いのですがこの40ミリ砲はFCSはどうなっているんですか?
ばりすた
- >1のURLにある画像を見る限りにおいては(Remote control mode/Local control back-up modeって記述がありますが)FCSは別に設置するようですから、今の海保が所有しているIR暗視光学FCSと連動させるのでは無いかと推定されます、まさか海自のFCS−2を持って来るって事もないでしょうから(いや、一部フィードバックされてるんじゃないかという気がしないこともないけど、そこの辺は知らんので、一般人だから)。
可能性としてはマウントを一から作って砲身と給弾機構だけ利用するって事もあるかもしれませんが、まあそれは無いと見ていいんじゃないかと。
砲身の上においてあるレーダーみたいな奴は確か照準の為のものじゃなかったはずです、弾道を計測するかなんかじゃ無かったかなあ。
ooi
- >>ooi氏
>砲身の上においてあるレーダーみたいな奴は確か照準の為のものじゃなかったはずです、弾道を計測するかなんかじゃ無かったかなあ。
はっきり言うとそれは無理(笑) 多分にというか、ありゃ絶対に砲口初速測定用のレーダーです。多分に〜1W程度の出力のものでしょう。なお、3次元弾道追尾レーダならば、絶対にあのような形状になりませぬ。
ま、確かにV-T(=速度-時間)曲線さえ求まれば、質点法による弾道モデルを用いた1次元の弾道予測は理論的には可能だとは思いますが、機関砲という特性上、その機能は必要不可欠なものではなく、むしろゲパルトの砲口についている、初速測定用誘導コイル部の様に射角補正を行うための初速群平均を精密に求めるための機構と考えたほうが、システム的破綻がないです。
sorya
- >sorya様
ども、フォロー有難うございますm(__)m。
大雑把にしか知らんもんで御迷惑をお掛けしました。>ヲイ
ooi