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日本の空母は格納庫の高さが5mくらいなのに対し米国の空母は10mくらいの高さがありますがなぜこのような構造にしたのでしょうか。最初の意図および運用上のメリットデメリットは如何なるものでしたか?博識ある方にお聞きしたいと思います。 my |
- アメリカ空母の格納庫天井には、クレーンレールがあり搭載機の一部を吊っていたそうです。だから搭載機数多いとか。
GO
- 確証のある説ではないのですが、それぞれの国の空母一号艦(米国ではCV−1ラングレイ、日本では鳳翔)をベースにしたため、それぞれの格納庫設置状況を踏襲したのではないかということです。
つまり、CV−1ラングレイが給炭艦からの改造で上甲板の上にもう一枚飛行甲板を設け、上甲板を格納庫にしたことから、一段格納庫になり、日本の鳳翔は最初から空母として作られたため、搭載量が増やせそうな二段格納庫となったということです。
12yo
- 一般的には日本は格納庫として考え、米国は整備工場として考え、格納庫に収めるのではなく、露天繋止を基本として考えたといわれています。が、2で言われるように、当初の試作艦の影響が大きかったと思われます。ヨークタウンクラスの頃になると、それに加え、格納庫内からのカタパルト進発(進行方向に90度)や、双発機の運用も考慮して1段格納庫が定着したものと思われます。
ノレツヲハイ