排水量で計算して下さい。英国が許されたのは22隻で確か約50万トン（うち４隻を廃棄してネルソン級建造になったので20隻）
　日本が保有した10隻で約30万トンに達するんです。
　日本戦艦はどれも３万トン前後（大口径砲を備えた高速戦艦と巡戦ばっかなんだから当然）と非常に巨大だったのです。
ＳＵＤＯ

回答ありがとうございました。排水量で計算するんですね。
ところで扶桑級（伊勢、日向も含めて）は「大口径砲を備えた高速戦艦」でしょうか、それとも「巡戦」なのでしょうか？
でも調べてみたらフッドって長門より重い・・・。
山手

>2.
WW1期の戦艦は英米独とも公称21ノットが相場で、高速戦艦と言われた英国のクィーン・エリザベス級（公称25ノット）も公試では24ノット出せなかったのです。
これらに対して
　扶桑級　公称22.5ノット、公試成績23.0ノット（扶桑）〜23.3ノット（山城）　
　伊勢級　公称23ノット、公試成績23.6ノット（伊勢）〜24.0ノット（日向）
は、当時としては高速戦艦と呼んで差し支え無いかと存じます。
志郎家の客人

＞3に同意して、おまけにゴミを付けます。

　1917年末に米戦艦部隊が英艦隊に派遣されて第六戦艦戦隊を形成しますが、その際米戦艦は英の通常型戦艦に比べて高速であることから、ＱＥ級同様の高速戦艦隊として作戦に従事する事が求められています。はい、ニューヨーク級戦艦の最高速度は何ktsだったでしょう（笑）。
大塚好古

ニューヨーク級で・・・２１ｋｔですね。
確かにあの時代なら高速戦艦です。しかし、攻撃力では３６ｃｍ砲１２門です。十分かもしれませんが、３８ｃｍ砲８門と比べて有利でしょうか？
３６ｃｍ砲を削って（あるいは極端に乗せ変えて）３８ｃｍ砲にするのは不可能でしょうか？
山手

＞5
　有利かどうかはいろいろ有るでしょうが、別に条約は日本の有利になるように取り計らってる訳ではないので仕方が無いでしょう。
　また15吋砲艦には16吋砲艦で覆すことが可能ですし、そういう組み立てと言うか発展の流れの中にあったと言っても良いでしょう（そしてそれは米国も同様でした）

ＳＵＤＯ