2000 |
空母天城は解体された後、その二重底が函館港に回航されて浮き桟橋として使われたようですが、これは今でも現存しているのでしょうか?どうか御教示下さい。 五十鈴(防空) |
- 昭和23年8月から翌年8月に廃止されるまで、ほとんど使用されずに終わりました。
終戦直後、使用船舶のほとんどが戦時標準船(W型,H型)だったこともあって故障が頻発し、修理のため欠航を余儀なくされることが多かったことが問題となりました。
そこで、連絡船の修理用としてポンツーンの使用が計画され、多大なる労力を払って呉から回航されたのですが、函館造船所の機能回復が予想より早かったことがあまり使用されなかった理由のようです。
転用案も検討されましたが結局屑鉄として売却され、建築用の鉄筋として販売されたようです。
天翔
- なるほど、今でも残っていると思っていたのですが残念です。回答ありがとうございます。
五十鈴(防空)