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先日、一般公開でロシアのワリヤ−グを見学したのですが、そこに垂直発射式の対空ミサイルらしきものがあったのですが、それが3発1ユニットのものがリボルバー式に6ユニット(発射扉は1ユニット)あるのが4基ほどありました。なぜ西側のVLSのような形をとらなかったのか教えてください。 HI |
- それS−A−N−6艦対空ミサイルのVSLで、8発リボルバー式VLSが8基(4基1列×2列)です。
GO
- あの3つのハッチらしきものは、誘爆などの際爆圧を上方に逃がすためのものと記憶しています。
あそこには3発入っているわけではなく、あの1ユニット? が1発分のVLSなんです。
ちなみにこのSA−N−6はカラ級巡洋艦アゾフだっけか? でテストされ、
まずキーロフ級に本格採用されました。
続いてこのスラヴァ級にもまわってきたのです。
キーロフの場合、このリボルバーが甲板下に隠れ、発射口のみ外から確認できます。
このミサイルは同時多目標処理、つまりロシア版イージスを考えているようで、
キーロフで12目標程度の処理能力があると言われています。
勝井
- 問題は何でロシア艦のVLSが西側のものにはあまり見られないリボルバー型なのか、ということでしょ。構造が複雑になるのが欠点だが、では長所は何か?
推測だけど、艦内のミサイル搭載数を増やしスペースを節約するためではなかろうか。ミサイル何基かがリボルバーのユニットを組んで一つのセルに入れとけば、1基ずつ個別のセルに入れる西側流より、セルの占有スペースが小さくて済む。
セルに格納しているSAMのサイズも比較してみるべきだろうな・・。
アリエフ