1899 |
かなり久しぶりに質問します。 架空戦記でよくある潜水空母が現実の世界に存在しない(実用化されていない)のはなぜですか? ぱるぱる |
- 航空機を発進させたら回収できないと駄目ですよね?
それは潜水艦の最大の利点である隠密性にマイナスです。
一種の特攻機を放つのであるならば、このマイナスが無くなりますので、最終的にSSBNという形で成立しています。
SUDO
- 質問者の方のイメージとは違っていると思うのですが、実用化されたかどうかとというと旧日本海軍の潜水艦イ-400は一応潜水空母ですね。過去にはありましたというのが答えです。
流れ者
- 今無いのは、単純に作るのが難しいからじゃないでしょうか??(架空戦記に出てくるのは普通の空母クラスの潜水艦じゃなかったかな)
流れ者
- >1
揚げ足とりな気がしないでもないですが・・任務内容だけ考えれば、
巡航ミサイル(ロス級とか)が相応の答えという気もします。
>3
今、無いのは「いらない」の一言に尽きる。
理由は1でSUDOさんが述べている通り。
北方不敗
- あ、最終的って書いてありましたね、見逃しました。
SUDOさん、余計なツッコミすいませんでした。
北方不敗
- 高松宮日記を読んでごらんなさい。
みんなが思い描くようなちゃんとした帝国海軍「巨大潜水空母」案が図入りで載ってますよ。
「現実に追いつく架空無し」です。
BUN
- >3
技術面なら何とかなるんでは?
ロシアのタイフーン級ていどのサイズがあれば、少なくともVTOLの運用は
できるでしょう。であのサイズが建造可能なんだから必要ならば、さらに
大型化も可能でしょう。
それなのに、ないのは不必要だからでしょう。
taka
- 浅学な身なのでいたらないところはお許しください。
空母という艦艇の必要意義は汎用性です。
その汎用性自体は制海権の確立にむけられます。
制海権を脅かす物として、航空機や潜水艦、艦艇、機雷などです。
こういったものに対しての空母は搭載機の多様性で対応します。
敵(潜水艦や航空機)が襲来したと仮定します。
襲来を奇襲にしないため、空母側は航空機を常時上げています。
で航空機を常時あげて守るものは、艦隊や船団です。
航空機を発艦を頻繁にしなければ常時あげていられません。
また攻撃時を仮定します。
航空基地などに攻撃するためには1機でも多いほうがいいです。
そのため、空母では露天糸止までして増やします。
上記から得られる結論は常時航空機を上げるために海上にいる、航空機を増やすためには潜水艦では不向き(露天糸止ができないまた潜水するために艦形の束縛がある)よって潜水より得られる効果が空母では非常に少ないということです。
海軍は商船隊を守るために存在しているという大前提もあります。守る商船が潜水艦でない以上空母が潜水してまでステルスすることに意義がない理由の一つでしょう。
有人攻撃機で奇襲攻撃をしなければいけないという条件を満たさなければいけないときはじめて潜水空母の意義が生まれるのだとおもいます。
和泉八雲
- >8
言いたい事は判るんだけど、それは潜水空母の否定には繋がらないですよん。
現代の米空母なんか、ステルス攻撃機を欲しがってますよね。有人機で奇襲攻撃ってのはしたいんですよ。
輸送船が潜水艦じゃないから潜水空母が要らないというならば、潜水艦も要らないのではないでしょうか?
米軍の空母機動部隊には護衛に潜水艦も付随していますよね?、水上船舶を護衛するのに潜水艦であるかどうかは本質では有りません。防空は基地航空機の傘と対空火器でも成立するのではないでしょうか?>空母を持たない海軍の方が多数派であるという事実を思えば、防空に空母が有用では有っても必須ではない事を証明しています。
単に、潜水空母は、浮かばないと使えない(機体回収が出来ない)=潜水艦である利点が無いだけのことです。
搭載数なんて艦を増やすとか大型化することでも補えます。それをしても、単に無駄にでかいだけの空母になるだけなのでコストパフォーマンスから否定されてるだけです。
SUDO
- >9
逆を言えば、潜水艦の利点を損わずに他に代えることのできない特殊性を持っていれば、需要があるということですね。
現在、ロッキード社は、SSBNに搭載し潜望鏡深度で発進、回収のできる無人機を研究しています、表立って空母の投入できない不正規戦を支援する為のものだとか。
どこまで現実味のある話かは分かりませんが、潜水空母を必要と思っている人はまだいるようです。
中村
- あ・・・本題からは随分外れるんですけど、空母、空母って・・
空母が怒る気がするのは私だけ?(笑)
北方不敗
- >9
言葉がたりなかったようですみません。
搭載機をステルス攻撃機や電子戦機を使用すれば空母が潜水しなくても奇襲攻撃は出きるということです。
>水上船舶を護衛するのに潜水艦であるかどうかは本質では有りません。
浅学なもので潜水艦によるシーレーン防衛のドクトリンができたのでしょうか?
潜水艦自体は商船を守るのには適していないとおもいます。
潜水艦とは敵通商路や敵艦隊行動の阻害を行うのが主任務だと思います。
高価な潜水艦が守るにたりうるのは空母だけだとおもいます。
航空機や潜水艦や水上艦艇ばあいによっては機雷すら空母なら対抗できます。
>防空は基地航空機の傘と対空火器でも成立するのではないでしょうか?>空母を持たない海軍の方が多数派であるという事実を思えば、防空に空母が有用では有っても必須ではない事を証明しています。
僕自体は汎用的に対処できる空母の有用性を評価しているのですが
そして、各国とも空母の取得に躍起になっているのはかわらないと思いますけど。
イギリス、タイ、韓国、中国そしてわが日本も。
>単に、潜水空母は、浮かばないと使えない(機体回収が出来ない)=潜水艦である利点が無いだけのことです。
それだけが利害得失ではないと思います。潜水艦にするためには耐圧構造にしなくてはいけなくそのため航空機運用に適した艦形にできないもしくは使用機種が限定される、固定翼機使用のためには発着の度に、高速で風上に向かうためには水上艦艇としても適して艦形にしなくてはいけないなどさまざまな要因が考えられます。
あとは僕といっていることは同じだとおもいますよ
>10
そういう潜水空母ならありかもしれませんね。
こういったことで議論できるの楽しくていいですね。
和泉八雲
- >12
空母が何かに対抗するんじゃなくて、搭載機が脅威に対処するだけだという事を理解してから話を進めましょう。
飛行場・空母・潜水空母は、全て飛行機を武器とした存在です。つまり本質面では同じ事です。
移動できない飛行場に対して移動できる空母は状況によっては利点があり、潜水空母の場合は更に存在を秘匿できなくも無いということが魅力な訳です。
艦型の制限なんぞ伊号で飛行機出せたのですから、やろうと思えば不可能な事ではない。単にそれには金が掛かるだけで、そこまでの魅力も利点も無いだけです。
ついでに言うと、原子力潜水艦よりも原子力空母の方が高価です。潜水艦が高価なので空母しか守るにたり得ないとするならば、もっと高価な空母で商船を守るんですか?
取得維持の価格が戦略面での価値とイコールなのですか?
価格が安いと守るにたり得ないならば、地上部隊の上空直援なんぞする価値も無いですよ?
価格は大事ですが、それが価値でもなければ必要性でも使い方でもないのです。
まあ、後は好きに妄想して下さい。私は落ちます。
SUDO
- ま、紆余曲折ありましたが
なぜ潜水空母がないのかの結論としては、
対費用効果いわいるコストパフォーマンスが悪いからが答えでいいでしょう。
和泉八雲
- 皆さん質問者の方のイメージされてる潜水空母を誤解、誤認してる様に思います。
流れ者
- だって架空戦記物の潜水空母のイメージってタイフーン級の潜水艦なんてものじゃないですよ。やっぱり答えは作れないじゃないかと思われますが・。
流れ者
- >16
ぶっちゃげて、実際必要なら作るんだと思うんですよ。(仮想戦記のような搭載機100機のような代物ですよ)
なぜ作らないかというのは現在必要ないもしくは作るほどのものでないからつくらないんだと思うのです。
で空母というものはそれ自体とその搭載機があれば任意の海域を自由に船舶を安全に航海させられる。ようは制海権を保持できる艦艇なのですよ。だから、多数のイージス艦や原潜を使っても守るんですね。
翻って潜水艦とは潜水することにより隠密性をもち敵艦隊および船舶の行動を阻害するのが主任務です。副次的なものはその隠密性を使用して様々ありますが。
空母の搭載機による制海任務(発着艦作業)と潜水艦の隠密性の整合を取るには非常に努力が必要ということですね。
この関係は航空戦艦に似ていると思います。使いづらいものになるということです。湾港施設やドックの大きさなどの制約によりあまり大きくできないのですよ。
制約を超えて大きくしたければお金がかかりすぎるということです。資金による制約ですね。
あと、潜水艦による陸上施設等の奇襲的攻撃は巡航ミサイルであまり隠密性を失わずにできることから見て現時点では仮想戦記に出てくる潜水空母は必要ないということなのだと思いますよ。
和泉八雲
- >16
追加ですが仮想戦記のような搭載機100機の潜水空母を効率のよい
適度な大きさで戦力になる代物にするというなら技術的に出来ない
でいいと思います。
米空母ですら搭載機の半分近くは露天系止ですから艦内に全部というなら
しかも潜水までさせて搭載なんて途方もない大きさになるでしょう。
和泉八雲
- 現代潜水艦にとって、任務中の浮上=死。
これ以上妄想に関わりたくないので落ちます。
北方不敗