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40cm連装砲塔を前弩級戦艦と同じ配置で2基前後に搭載した小型戦艦があった場合、戦闘で活躍できるんでしょうか? ニルス曹長 |
- 外洋で35ノット出るとか、5000トンぐらいで沿岸砲撃特化とかなら使い道はあるかもしれないけど、最終的には、それを取り巻く彼我の環境次第でしょう。
SUDO
- 1919年にアメリカで、設計主任たるテ−ラ−少将が質問にあるような小型戦艦を提案しています。
スペックとしては、
基準排水量 20000トン
全長 159.2メ−トル
全幅 24.2メ−トル
速力 25.2ノット
兵装 40.6センチ連装砲2基、15.2センチ単層砲12基、高角砲単層砲2基です。
で、このように艦の小型化をする事によって、建造・修理費用の軽減が期待されましたが、
同数の主砲を備えるには、大型戦艦よりも経費がかかるので建造されませんでした。
ちなみに戦闘力としては、このような小型戦艦は、砲が少ない為、効果的な砲撃を行う事が難しく、
戦力として期待できず、そして低攻撃力の割にはコストがかかりすぎる点からも建造されなかったのでしょう。
尚、テ−ラ−の小型戦艦のスペックは、光栄の「未完成艦名艦」から抜粋しました。
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