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鮫は僅かな凹凸を体表面に設けることによって水流の整流化を図っているそうです。この原理を潜水艦や魚雷に応用するようなことは為されていないのでしょうか? 参照記事 http://www.digitbrain.com/city/toray/flash/l/l115.html 富士通BIBLO |
- 先日のオフ会で数人で話していたとき、この話が出たのですが、考えられる問題点として、凹凸をつけるための加工処理(表面にプラスチック製のフィルムでも貼るのだろうか)のコストや耐久性に難がある、僅かな凹凸をつけることにより泡が発生しキャビテーション・ノイズの原因になるからではないか、ということでした。
潜水艦が鮫に比べても相当な高速で海中を進んでいることも考える必要があると思います。
アリエフ
- 前にテレビ番組(何とは言いませんが、他の海外番組の切り張りで運営されているやつです)で、シーウルフ級の特集をやっていました。それによると、シーウルフ級では一定以上の速力になると、船体に貼り付けられた吸音タイルが水圧で凹凸を形成し、抵抗を減少させるようになっているそうです。
ただし、他のソースで要確認だと思いますが……。
Sparrow
- 回答いただき恐縮であります。いつしか、実用性のある整流化装置が開発されるかも知れませんね。これからも宜しくお願いします。
更なるご意見ありましたら追記ください。
富士通BIBLO
- 少々場違いかもしれませんが、「小さな渦を発生させることで大きな渦や剥離を防ぐ」という意味なら航空機で「ボーテックス・ジェネレータ」というものがあります。旅客機の動翼直前などに数センチの小さなヒレがポツポツとつけてあるのがそれです。
ささき
- 枝葉レス失礼。そういう水着があるそうですね。
実包
- ゴルフボールの窪みは これらと同じようなものなのかな???
セミララ
- ゴルフボールのディンプルは、積極的に渦を作り出すことでより大きな揚力を得る(エアガンBB弾のポップアップ・スピンみたいに)のが目的ではありませんでしたっけ。
ささき
- エアバス旅客機の一部(オプション装備)に「リブレット」と呼ばれる進行方向に微細な溝がついたフィルム(日本製らしい)を貼るものがあります。なんでも翼面の層流の剥がれを抑制することによって燃費が2%ほど向上するのだとか。
同様のものはアメリカズ・カップ用のヨットでも実験されたことがあるそうです(現在はルールで禁止)。
Schump