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現用艦艇の防御力についてなのですが、現行の水上戦闘艦艇にはかつての軍艦のような「装甲」つまり直接防御というものは存在するのでしょうか?? ニミッツ級原子力空母では、装甲の追加により排水量が増加している(と言われている)ことから、それなりの直接防御があるのではないかと推察しますが、現用戦闘艦の主となる1万トン以下の巡洋艦、駆逐艦クラスでは、どうなのでしょう? やはり、基本的に「命中する前に破壊する」、「当たってしまったらダメコンで何とかする」という方針なのでしょうか?? つね |
- 概ね考えられている通り「命中する前に破壊する」「当たってしまったらダメコンで何とかする」方針が殆どだと思われます。
ただ、ある程度の防御能力向上(ケプラー装甲等の採用他)による継戦能力の保持に留意する傾向は見られます、これはチープキル(小火器等による戦闘能力の喪失)を防ぐ狙いがあるようです。
ooi
- >1.
個人的には小火器よりも、むしろCIWSあたりで撃墜されたミサイルの破片に対する防御なのではと思ってます。
勝井
- >2
フォロー有難うございます、追加で説明。
まだテロリストの活動が華やかなりし頃、港にてテロリストの襲撃により高価な軍艦が簡単に行動不能になってしまう可能性が高い事が憂慮されていました。
例えば小銃や機関銃より船体や各種センサーが使用不能になる、迫撃砲や対戦車兵器(ロケットランチャー等)によりかなりのダメージを食らう等です。
これらに対応する為の防御能力を付加する事は戦闘時の弾片防御の向上に寄与する事でもあります、だから、チープキルを防ぐ事と弾片防御能力の向上は両立しないわけではありません。
ooi