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1835 外国の軍艦が寄港したりすると、その国の軍艦が「ホストシップ」なるものを勤めますが、このホストシップの役割って何ですか?
また、普通にホストすれば良いだろうに、どうしてホストシップなる慣習が出来たのでしょうか?
ぼちぼち

  1.  外国の海軍の艦船が他国を訪問したときは、その国の海軍(日本では海自)の軍艦がホストシップとして出迎えるのが国際的慣例となっています。この慣例の由来については情報不足でわかりませんでした(;^_^A(求むフォロー)

     ホストシップの役割ですが、歓迎式典・行事、会食、レセプション等の『接待行事』と、親善訓練の支援等が主になっているようです。
     ちなみに、海自では護衛艦や特務艦等がホストシップを務めることが多いですが、VIP歓待専用の艦艇(迎賓艇)も装備しています。これまでは旧駆潜艇を改造して使用していましたが、現在は当初から迎賓艇として建造された特務艇『はしだて』(ASY91)が就役しています。『はしだて』は災害時に被災者を収容・治療する簡易医療船としての能力も備えています。
    ブラック・タロン

  2.  遠隔地への通信手段などなかった昔、外国での軍艦の寄港は事前に通知できませんから、領海外にいったん停止し、これを視認した港側と連絡を取ってからの入港になります。
     黙って入ろうとすれば、撃たれても文句は言えません。このとき港側に軍艦がいれば、お迎えに出て用件を確認し、水先案内をしながらのご訪問となるわけです。軍艦は国家を代表する存在ですから、この程度の儀礼は当然です。

     港から誰も出てこない場合、訪問船からボートを出して交渉が始まります。ペリーが日本へ来たときがこれですね。
     軍港の場合と商港の場合では慣習が違うはずですが、そこまではちょっと判りません。いずれ水先案内は必要ですから、誰かは迎えに行かないといけないわけで。
    志郎

  3. 回答ありがとうございました。
    ぼちぼち


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