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アメリカ海軍のアイオワ級には16インチ50口径砲Mk7が開発されましたが、なぜワシントン条約で建造中止になったサウスダコタ級の16インチ50口径砲Mk2を搭載しなかったのでしょうか? BISTA |
- アイオワ級は当初Mk2を使用する予定でしたが、設計途上で重量・性能の問題が発生した他、三連装砲塔とした場合
砲塔のバーベット径が艦船造修局の要求に合わない事が分かり、其の結果Mk7が開発されています。
大塚好古
- 蛇足です。
自緊法の発達で砲身重量が軽量化でき、結果的に砲塔の小型化に成功しました。
コロラド用16/45Mk1=105t
ノースカロライナ用16/45Mk6=96.2t
未成サウスダコタ用16/50Mk2=119.6t
アイオワ用16/50Mk7=107t
バーベット直径も
ノースカロライナ16/45=11m89cm
アイオワ16/50=11m96cm
とほとんど同じです。
ダニエルズプラン用の16/50砲ならばもっと大きくなっていたでしょう。
戦艦乞食
- どうもありがとうございました。
BISTA