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米海軍のタイコンデロガ級イージス巡洋艦の推進器についてですが、ネット内の色々な記事を読んでいくと、「可変ピッチプロペラ」と紹介したものがいくつか見受けられました。タイコンデロガ級の推進器は本当に可変ピッチなのでしょうか? 可変ピッチ式は固定ピッチのスクリューよりどうしても強度的に弱くなるので、高速航行する戦闘艦の推進器には向かないという話も聞いたことがあるのですが。 つね |
- ええとですね、それは仕方ないんす。
タイコンデロガ級に限らず、ガスタービン推進艦は可変ピッチプロペラなのです。
理由は・・・2術校で聞いたけど詳しい事は忘れちったなあ(^^;
ガスタービン機関自体は確か運転中は逆転が出来なかったと覚えています、んじゃ、後進とかかけるにはどうしたらいいのか?そのために可変ピッチプロペラが付いている訳です。(ピッチを変えれば前進更新停止を回転方向変えずに出来る訳ですな。)
この説明であってましたっけね?>もっと詳しい方
ooi
- タイコンデロガ級巡洋艦に限らず、その母体となったスプルーアンス級駆逐艦も、
アーレイ・バーク級駆逐艦も、O・H・ペリー級フリゲートも、
みんなCPP(Controllable Pitch Propeller)です。理由は上にあるとおり。
便利少尉
- ちなみにガスタービン主機を搭載する護衛艦にもCPPは多用されてます。
このような護衛艦は最大戦速あたりから「フルブレーキング」(たぶん「後進原速」か「後進一杯」)に移行すると「艦内の固定されてないものが飛んでく。」くらい急減速するそうです。
ということは、その程度の負荷には耐えられる構造にはなってるのでしょう。
SAW
- 英海軍のインヴィンシブル級はガスタービンながら後進ギアを使って、固定ピッチプロペラを装備しています。
(N)
- なるほど。タービン推進でもガスタービンの場合には、機関の逆転ができないのですね。皆様、ご教示ありがとうございました。
つね
- >タービン推進でもガスタービンの場合には、機関の逆転ができないのですね。
蒸気タービンでも 艦船に積んであるものは 大抵 逆回転ができないと思いますが
でもって 大抵の艦船は 後進専用の蒸気タービンを 別に 積んでいるんです
セミララ