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扶桑級,伊勢級の36センチ×12門の戦艦の実力は,米国のメリーランド級以前の戦艦や英国のQE級やR級などと比べてどの程度なのでしょうか? 戦艦大好き |
- 大改装後の彼女らは、単艦としての戦闘力は
舷側装甲の薄さなどからさほどとはいえないかもしれません。
特に米艦相手だと苦しいかと思います。
ですが、彼女らの真価は艦列を組んだ戦闘単位として発揮されます。
相手より機動力に優れ、優速で統一行動をとれますから。
言うなればタイマンでは苦しいが、集団戦ならかなり良い勝負ができる、というところでしょうか。
勝井
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勝井山は12インチ砲戦艦のアーカンソーや、開戦時には退役寸前で舷側装甲が水線上に殆ど出ていなかったニューヨーク級に、改装後の伊勢が速度以外では勝ち目がないと言いたいらしい。
まあ、それは置いておくとして
時期をWW2とした場合、戦艦の実効性があまり宜しいものではないので、そういう観点では、英米の戦艦と大同小異の旧世代戦力。
船団護衛や上陸支援という仕事も日本軍の場合はあまり無かったので役立たず度は一段上。
水上戦力として考えた場合は速度が英米のよりも数段速いので使い方次第(例えばビスマルク追撃戦とか地中海とか)では役に立つ可能性は一段上。
つまり、戦艦を艦隊の中核打撃戦力として考えた場合は、英米の同世代艦よりも多少有用で、補助戦力として考えた場合は日本の状況から見て必要性皆無に近いというのが結論でしょう。
同世代艦艇同士の戦闘能力(殴り合い能力)では事実上大して変わらない。
扶桑はネヴァダ以前の米戦艦よりは有利でビッグ5世代には劣る。伊勢はビッグファイブ・QEやRとも良い勝負になると思う。
SUDO