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1710 グアム島ピティ砲台跡にある、砲の名称を教えてください。
いちのへ

  1. 質問者です。
    私のホームページの読者の方からの質問なのですが、私には、回答不能(汗)なので、こちらでお尋ねします。
    現地の日本語の説明では「14cm曲射砲」に、英語の説明では、以下のように記されているそうです。
    「One of three Vickers-type Model 3 (1914) 5.5 inch coastal defense guns mounted on the edge of Piti hill, where the forefront of the landing beach by the 3rd Marine Division. The guns had a range of close to 10 miles and were intended for use primarily against ships and landing crafts. However, these three guns were never fired. They were not operational on the morning of July 21, 1944.」

    一方、戰史叢書の記載では グアム島の沿岸砲は「短二十、十五・五糎、五十口径十五糎、安式四十口径十五糎」のみで「毘式十四糎」は記録に見あたらないそうです。
    また、1995年風雅書房発行の写真集「残像」では「アガニア山十五センチ榴彈砲 ・・・ 山砲兵第十一聯隊第七中隊の守備地域 ・・」と説明されているそうです。

    14cm曲射砲、15cm榴弾砲は論外ですが、実際のところは、どの砲なのでしょうか?
    ご教示頂けると幸いです。

    ・グアム島ピティ砲台跡の砲の写真
    http://www2u.biglobe.ne.jp/~taro/guam-4.htm
    http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/heiki6/guam/guam.html

    ・関係ないかもしれませんが、硫黄島の海軍砲(参考)、左側が「14 cm/50 (5.5”) Type 3」?
    http://www.iwojima.jp/photo1.html

    ・14 cm/50 (5.5”) Type 3
    http://www.warships1.com/Weapons/WNJAP_55-50_3ns.htm

    ・6”/50 (15.2 cm) Vickers Mark M 15 cm/50 (6”) Type 41
    http://www.warships1.com/Weapons/WNJAP_6-50_3ns.htm
    いちのへ

  2. あと、質問場所なんですが、大砲の形から、艦載砲の転用と考えられたので、こちらに質問しました。
    いちのへ

  3. 英文の説明にあるように、50口径三年式14センチだと思います。
    砲の外観はほぼ一致します。(ネット上でも靖国神社とか陸奥記念艦にある陸奥の副砲の画像を探せば見られるかも)
    安式15センチは日露戦争時代の巡洋艦の画像しか手元にないですが、一見して砲身のテーパーが違いすぎます。

    推測ですが伊勢・日向・五十鈴のいずれかの備砲だったのでは?
    まなかじ

  4. ・・・記念館でしょが(汗
    まなかじ

  5. They were not operational on the morning of July 21, 1944
    これを信じるならば、米軍の上陸を迎えたときにはまだ任務に就ける状態ではなかったようですね
    工事未了で砲台としてはまだ員数に入っていなかったので、戦史叢書に記述がないのだとも考えられます。
    まなかじ

  6. まなかじさま>

    いつもお世話になっております。ご教示、ありがとうございます。
    ネットで、靖国神社にある3年式50口径14cm砲を見ましたところ、砲身、砲尾の形状がほぼ同一のように見えました。また、ピティー砲台は、準備不足から戦力員数外だったとのお話も納得が行きます。

    いつも、ありがとうございます。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。
    いちのへ


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