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攻撃型潜水艦による水中戦はどのような手順で行われるのでしょうか? ニルス曹長 |
- 敵潜水艦発見→敵に発見されていなければいったん深く潜り、敵の後ろに出る。→発見されていれば、さっさとピンガーを打って位置をはかり、魚雷を4発ほど発射し、急速潜航をします。敵の魚雷が来ていれば、デコイを発射して祈ります。発射されておらず(敵魚雷)、味方魚雷が命中していなければ、急速潜航をして、敵の後ろにつく。→後ろからしっかりとデータ入力をした魚雷を2〜4発発射します。まず外れないので、そこで終了です。無論、音紋も採集しておきます。
富士
- 便乗質問です。
「相手がこちらを発見しているかどうか。」はどのように判定するのでしょうか?
よろしければ教えてください。
Zafira
- >2
相手の動きから推定するしか無いのでは?
SUDO
- 迅速なご回答ありがとうございます。
だとすると,「相手がこちらを発見しているかどうかを判定しかねる場合,こちらが何らかのアクションを起こすことにより,『発見されている』『されていない』の判定を確実にするということが行われるのではないだろうか。」と推測するのですが,その場合,具体的にはどのようなアクションが考えられるのでしょうか。
(それとも「発見されているかどうか判定しかねる場合は全て,『発見されている』ということにして行動するのでしょうか?)
重ねての質問となり誠に恐縮ですが,ご教授いただけましたら幸甚です。
Zafira
- >4
ケース・バイ・ケースでしょう。
っていうか、気がつかれているかどうかを知る必要は無いのでは?
SUDO
- 見つかっているとわかる場合は・・・魚雷接近 ピンガーが来た場合もほとんどばれてます。ただ、見つかっていない場合を考えた場合、下手に機動をとると見つかる公算が大きくなりますから、何もせずにいい位置を占位して、魚雷を発射しようとするのでは?
富士
- ↑でも、気が付いてないフリをしつつ、相手の後ろに回りこむって、不自然じゃないかな〜。特に回り込まれる側からは、”やはりきずいてるな〜”っておもうんでは?
Lachesis
- バッフルに入ったら確かに相手の死角だけど、相手の距離や的速や的針などの発射データを得るだけで曳航ソーナーの方向を変えて長時間の測的が必要な場合があるみたいですよ。
相手の位置がわかって回り込むより魚雷発射した方が有利という局面もあるかも。
結局のところケースバイケースじゃないですかね。
あとアクティブソナーに関しては極東某国の潜水艦は「使わないので電源を切ってる。」そうです。
SAW
- 敵が気がついてるか?
敵潜水艦の魚雷発射管のフタを開ける音とか聞こえたら先にぶっ放したほうがいいかも知れませんな。
あと接敵中は大角度の操舵は禁物らしいです。
舵機の音を拾われることがあるそうで。
SAW
- みなさまありがとうございました。
拝読するうちに「レッドオクトーバー・・・」を読み返したくなりました。
ニルス曹長さま,横合いから大変失礼しました。
Zafira
- アメリカ海軍は、二隻の潜水艦がペアを組んで(?)、一方は停止して聴音、もう一方は全速?でダッシュする。これを交互に繰り返す、スプリント&ドリフト(だったかな?)じゃありませんでしたっけ?
魚雷回避方法としては、マスカーもあります。
その他の魚雷回避方法として、高速?で急回頭してナックルを作ったり、変温層を利用したり、河口は、海水と川の水の密度が違うので屈折?するからそれに向かったり、水面上に飛び出る様にしてすぐ潜ってノイズを作る事はしないのですか?
ザイドリッツ
- 戦争小説とかではよくマスカーやデコイで敵の誘導魚雷をかわすシーンが登場しますが、実際にマスカーやデコイって効果あるんでしょうか?
ニルス曹長
- スプリント・アンド・ドリフトは1隻でも可能ですよ。
SAW
- マスカー装置は、被探知を避けるために魚雷を撃たれる前から作動させとくという方法もありそうな気がしますな。
もっとも極東某国では使用実績がいまいちだったことがあるらしいですが。
(現在は改良されてるかも)
SAW