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なぜ23ノット程度しかでない「伊勢」級航空戦艦がレイテ開戦時に機動部隊に参加できたのに、それより速い「長門」や「大和」が空母護衛には速力が足りないと言われるのでしょうか?またこれらはアメリカの「ワシントン」や「サウスダコタ」と大差ない気がするんですが。やっぱでかすぎて燃料食うからでしょうか? AAA |
- 伊勢型は25ノット出ます。
またレイテの時の伊勢型は航空戦艦として、攻撃機を吐き出す機材でした。
低速だろうがなんだろうが、飛行機による攻撃隊を出せるので空母機動部隊に組み込まれ、その任務は護衛ではなく、空母の一員だったわけです。
よって、伊勢が機動部隊に組み込まれた理由は速度ではありません。
また戦艦は基本的に水上戦用の機材です。
空母機動部隊の場合敵艦隊と接触する可能性がある場合に「護衛」として組み込まれるのが基本になります。
開戦劈頭の頃は高速の巡洋艦部隊となら空母機動部隊は接触する可能性があると考えられており、特に航空機の使えない夜戦の危険性がありました。
これらに対する対策として、日本軍では金剛型を組み込んでいたわけです。
ミッドウェイ以降では空母が敵機動部隊と殴り合いを始めたら、その気に乗じて水上艦部隊を突っ込ませるという用法が編み出されます。
空母同士が殴りあいする距離が数百kmもあるので、空母戦闘が終わってから水上艦が前進すると敵を捕まえられないという事が理解されたわけです。
結果として南太平洋の日本軍やマリアナの日米戦艦は空母の前に布陣して機を見て突進するツモリで編成されています。
よってこの時も空母の横に護衛としては張り付いていません。
米軍が千巻を空母の横につけていたのは、そうしないと空母の護衛をする駒が足りないからです>南太平洋海戦のころ、主要巡洋艦戦力はソロモンで大損害を出してました。
レイテのときは空母の横についてましたが、水上戦の可能性が見えてきた段階で分離して水上打撃部隊として駆け回ってます。
よって、単に仕事が無かったから空母の横に待機していたに過ぎないともいえます>対空戦闘でも無いよりは全然マシですから。
よって日本軍の戦艦が空母の横についていなかったのは、速度が空母の足を引っ張るだけではなく
そうすることで戦艦の持ち味である水上戦闘能力を発揮できないからだったのです。
そして米軍でも、空母の直援には千間を積極的に活用していたとはいえなかったのです。
SUDO
- SUDOさん、千巻・千間って言うのは戦艦のことですか?
河内っこ
- >2
ああっ
すっません、変換ミスってます(;_;)
そうです、戦艦です。
ううっ、IMEの妙な癖なんとかしてくれー(;_;)
SUDO
- >3. IME の学習設定を「最適」から「過剰」に設定すると、送り仮名による品詞判断よりも学習結果のほうが優先されて候補が出るようになり、文脈誤解釈による妙な変換ミスが減る…かも知れません。
ささき