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原子力潜水艦のように、長期潜航している潜水艦は人間の呼吸用の空気は、どうしてるのでしょうか? まさのり |
- 原子炉で作られる有り余る電力を利用して、海水を電気分解してます。もちろん、非常用に酸素ボンベもあります。さらに、炭酸ガスを吸着して、濃度の上昇も防いでいます。しかし、気圧の上昇の解消法は、聞いた事無いな〜^^;
Lachesis
- >1、Lachesisさま
え〜と、昔から潜水艦には、艦内の気圧を調整するポンプがあります。例えば米国艦隊型潜水艦が潜航準備「Rig for Dive」の際には、艦内の気圧を変化(通常上昇)させて、ちゃんとハッチが閉まっていることを確認してから、必要に応じた急速潜航にそなえています。浮上してハッチを開くまえには、艦内の気圧を大気圧に平衡させなければなりません。
「しんかい6500」などの深海調査艇はともかくとして、軍用の潜水艦には、少なくとも安全深度までなら、艦内の気圧を自由に調整できる能力を持つポンプを装備しているはずです。(気蓄器用には5000psiのポンプがあります)
豪腕少年タイフーン
- ↑ですよね^^;
言われておもいだしたけれど、帝国海軍の潜水艦でも、上がった気圧を退避潜航中にさげようとして、気蓄器をとうしてボンベに溜めた例が、ありましたね^^;
外に出せなくても、やりようはいくらでもらるし、第一、船外に放出しちゃえばいいんでしたね(大汗)
Lachesis
- 酸素も重要ですが、呼吸により生じた炭酸ガスが高濃度では人間の呼吸中枢を麻痺させるのでその処理も重要です。
帝国海軍は水酸化リチウムのボンベや顆粒あたりを炭酸ガスの吸着に用いたような記述があります。
現代の海上自衛隊の潜水艦はアミン系薬剤を用いた再生サイクル(温度の上昇下降で可逆的に炭酸ガスを吸着?)するとかいう
記事を見たことがあります。
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